こんにちは!やましなおの整骨院です😊
毎年の12月22日頃といえば、"冬至(とうじ)"ということで、1年で最も昼の時間帯が短い時期ですよね。
太陽が早く沈み、非常に冷え込む冬至の夜は、江戸時代からゆず湯に入る習慣が存在したそうです🍋
昔は、今みたいな暖房器具はありませんから、ホントに命の危険があったんでしょうね(^^;)
そんな長い歴史を誇るゆず湯は、温泉施設で使われていたり、入浴剤があったりと現在でも多くの人に愛されていますよね。
そこで今回は、寒い日にゆず湯へ入るべき理由をわかりやすくご紹介致します♨️
「ゆず湯にはどのような効能があるのか知りたい!」という方は、ぜひ最後までご覧下さい。
◯冷え性を改善
寒い日にゆず湯へ入るべき一番の理由といえば、やはり冷え性を改善できることではないでしょうか。
ゆずなど柑橘(かんきつ)系には、"ヘスペリジン"と呼ばれるポリフェノールが多く含まれています🌿
ヘスペリジンは、毛細血管を補修したり、強化してくれる頼もしい成分。
私たちの全身に流れている血管の内、約9割は毛細血管です。
毛細血管が強くなるということは、血流のめぐりがスムーズになるということ✨
血流がスムーズになれば、末端までしっかり血液が循環しますから、結果的に冷え性の改善に繋がるわけですね。
ちなみに血管をまっすぐに伸ばすと、なんと地球2周半分の長さになるそうです(笑)
そう考えると、末端の血管まで血液を行き届かせることは意外と大変だ...
ということがわかりますよね😅
血管の働きを手助けするためにも、たまにはゆず湯に入って身体を温めてあげましょう。
ヘスペリジンは、実よりも皮の方が多く含まれているので、入浴する際はゆずを皮ごと入れるのが良いかもしれません☝️
◯ぐっすり眠れる
寒くて冷える日は、目が冴えてなかなか眠りに付けない...という方も多いのではないでしょうか?
寒い日に目が冴える理由は、身体の熱が逃げないよう"交感神経"が活発に働くからです💪
身体の冷えと睡眠というのは、あまり関係がないようで、実は大きく関係しているわけですね。
ヘスペリジンの冷え性改善作用は、質の高い睡眠を手に入れるためにも、非常に効果的なのかもしれません💤
さらにゆずの皮には、"リモネン"と呼ばれる香り成分が含まれています。
ゆず特有の爽やかな良い香りのことですね🍀
リモネンには、香りによるリラックス作用だけでなく、脳に刺激を与えて血流を改善する効果にも期待ができます。
天然成分を謳(うた)った日用品には、リモネンが入っている商品も多く見受けられますね✨
ただ、リモネンの刺激的な香りは、一時的に交感神経が高まるので要注意!
ちょうど、自律神経が"副交感神経"に切り替わるタイミング😌
大体、就寝から1時間半~2時間前の入浴を意識すると良いかもしれません。
それと、ゆず以外の柑橘系(レモン・ライムなど)のリモネンには、光毒性(日光に敏感な皮膚への反応)があることも知っておきたいところ。
もともと皮膚が弱い...という方は、柑橘系のリモネン成分を使用して炎症などが起きないか少し注意しておきましょう🤔
ただ、ゆず湯に関しては光毒性はないと言われていますから、安心して下さい。
◯肌のバリア機能を高める
寒い冬といえば、肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすいシーズン。
ここ数年は、マスクの着用によって菌が繁殖しやすく、肌トラブルでお悩みの方も多いのではないでしょうか😥
そんな時に役立つのが、ゆずに含まれる"ビタミンC"の効果です。
ビタミンCには、毛細血管の流れを促進し、新陳代謝を活発にする働き。
過剰な皮脂の分泌を抑えて、ニキビや肌荒れを予防する効果に期待ができます✨
寒さで血液の循環が滞ると、老廃物が蓄積されやすくなりますが、その影響は肌のバリア機能にも及ぶ場合があるわけですね。
ですから、ビタミンCのパワーを借りて、乾燥肌・肌トラブル対策を心掛けてみましょう🍋
「肌を守る保湿ケアの対策をもっと知りたい!」という方は、コチラの記事を合わせてお読み下さい。
ちなみに、ゆずには果汁だけでなく皮にも多くのビタミンCが含まれており、その含有量は柑橘系の中でもトップクラス!
ビタミンCは水に溶けやすい成分なので、ゆず湯にもピッタリですよね♨️
毛細血管まで血液が行き届かず冷え性になると、睡眠の質が低下するだけでなく、乾燥肌や肌トラブルを引き起こす怖れもあります。
身体が冷えるということは、手足だけでなく身体全体からの警告なのかもしれません🤔
少しの時間でも良いので、お風呂に浸かって自分の身体をいたわってあげましょう。