こんにちは!やましなおの整骨院です😊
「現代人は、昔の人と比べて平熱体温が低下している」という事実をご存知でしょうか?
例えば、50年前の日本人の平均体温は36.89℃でしたが
現代人の平均体温は36.2℃と言われており、明らかに平熱体温が低下していることがわかります。
もしかしたら、平熱が35℃台という人も少なくないかもしれません🌡
しかしながら、なぜ?現代人の平熱体温は低下してしまったのでしょうか。
恐らくですが、生活の利便性向上や冷暖房の完備などで
運動習慣の減少や基礎体温調整が上手くいかなくなったことが一つの要因と考えられます🤔
低体温が長く続くと
●血液の流れが悪くなる
●風邪になりやすい
●自律神経が乱れやすい
●老廃物が排出されにくい
など、様々な症状を引き起こす危険性もあるため注意が必要です。
近年では、高体温の人は体内に悪影響を与える活性酸素が大量に発生するため
「実は低体温の人の方が、わずかに生存率も高いんじゃないか?」という研究結果も報告されていますが...。
様々な症状を考えると、やはり平熱体温は高い方が"生活の質'は高まるのかもしれません😌
そこで今回は、免疫機能を向上!
平熱体温を上げる方法について、わかりやすく解説したいと思います。
「低体温の影響から体の不調が続いて困っている...」という方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね✨
平熱気温を上げる方法
結論からお伝えすると、平熱気温を上げるには
●1日15分程度の適度な運動
●1日10分程度の入浴
●体温を上げる食事の摂取
以上の三点が重要といえます。
では、一点ずつ順番に見ていきましょう!
1日15分程度の適度な運動
平熱体温を上げるためにまず重要となってくるのが、1日15分程度の適度な運動です。
冒頭でお伝えしたように、生活の利便性向上
ここ数年でいえばコロナ禍の外出自粛により、運動不足になっている!という方も多いのではないでしょうか?
運動不足が続けば、当然筋肉量も低下してしまいますが
実は、身体を支える筋肉こそ体温(熱)を作り出すキーポイントだと言われています🔥
例えば、暖房で部屋を暖めようと思うと室外機を回転させて熱を集める必要がありますよね?
同じように筋肉を使って身体を動かすには、多くのエネルギーが必要となります。
また、身体を動かしていない時間帯も食事の消化や心臓を動かすために多くのエネルギーを消費しているのをご存知でしょうか?
この生きていく上で必要不可欠なエネルギーのことを"基礎代謝"と言います。
私達が1日で消費するカロリーの6〜7割は、基礎代謝で消費されますが
そのうち4割程度は、筋肉の動きによって燃焼されているそう😳
つまり、筋肉が増えれば基礎代謝量はアップし、エネルギー代謝が活発になればなるほど体温も上昇するわけです。
ちなみに基礎代謝量を上げるためには「大きな筋肉」を鍛えるのが効率的と言われていますから
筋肉の約60〜70%を占める下半身を中心に鍛えると尚良いかもしれません✨
ちょっとした隙間時間にでも、軽いウォーキングやスクワットにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
1日10分程度の入浴
仕事や家事、育児などの忙しさから年々減少傾向にある入浴時間。
もしかしたら、時間を節約するためにシャワーで済ませてしまうという方も多いのではないでしょうか🚿
しかし、平熱体温を上げるためには1日5〜10分程度でも良いのでお風呂に浸かることをオススメします。
なぜ入浴によって平熱体温の上昇に期待できるかというと
指先の毛細血管など、末端にまで血管が広がって血流が良くなるからです😌
毎日の入浴によって血流が改善されることで酸素や栄養もすみずみまで行き届きやすくなり、基礎代謝がアップするというわけですね。
お風呂に浸かると体の毒素を排出するなどのメリットもありますから
少しの時間でも良いので、入浴の習慣を身に付けましょう🛀
体温を上げる食事の摂取
効率的に代謝を上げて平熱体温を上昇させるには、食事の摂取も非常に重要となるでしょう。
ここからは、代謝を上げるためのキーポイントとなる筋肉量アップと血行の改善をサポートしてくれる食べ物をご紹介していきます🍽
【筋肉量をアップさせる食べ物】
基礎代謝量を上げて体温を作り出す筋肉量をアップさせるためには、運動習慣+栄養成分が非常に重要です。
中でもタンパク質は、血液や筋肉の材料となる大切な栄養成分💪
とりわけ重要なのが、"必須アミノ酸"がバランス良く含まれたタンパク質の摂取でしょう。
必須アミノ酸は、体内で作り出せないロイシン・トリプトファンをはじめとする9種類のアミノ酸のことで筋肉の合成やサポートに欠かせない成分です🌿
平熱体温を上げる良質なタンパク質には
などが挙げられますから、筋肉を付けたい時は積極的に摂取してみましょう。
【血行を改善する食べ物】
血行を良くするためには、毎日の入浴に加えて食生活の改善が重要となってきます。
例えば
・血液の酸化を抑えるクエン酸
・血栓予防に効果的なEPA(エイコサペンタエン酸)やアリシン
・代謝を活発にしてくれるアルギン酸
などは、血液をサラサラ状態にして血行を促進する働きに期待ができるでしょう。
血行を改善する食材は
に多く含まれています。
低体温以外に冷え性や自律神経の乱れなど
自覚症状がある方は、血行を改善する食べ物を取るように心がけましょう!
またニンジンやゴボウなどの根菜類🥕
リンゴやブドウなど赤色や黒色をした暖色系の野菜や果物は、体を温めてくれる食べ物といわれています。
もちろん、低体温は病気ではないので体調が悪くなければ、特別に生活習慣を変える必要はないでしょう☝️
ただし、低温期が35℃台で風邪を引きやすいという方は平熱体温を上げる方法を上手く活用してみても良いかもしれません。