「小麦が体に悪い!」は本当なのか?
こんにちは!やましなおの整骨院です😊
最近「小麦が体に悪い!」という話を耳にすることが増えました。
日本でも2000年以上前に伝来され、パン類はもちろん
麺類・揚げ物・ケーキ・お菓子類など、多くの食品に利用されている小麦🌾
なぜ、古くから人類に愛されてきた小麦が今になって"体に悪い"と言われているのでしょうか?
今回は、そんな小麦が体に悪い!は本当なのか?について詳しく解説していきたいと思います。
「小麦を毎日食べても大丈夫なのか心配...」という方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね😌
なぜ小麦が体に悪いと言われるのか?
では、なぜ「小麦が体に悪い」と考えられているのでしょうか?
小麦が体に悪いと言われる理由は
1.タンパク質「グルテン」の存在
2.小麦アレルギーによる影響
以上の二点が挙げれれます。
それぞれ詳しくみていきましょう!
1.タンパク質「グルテン」の存在
小麦が体に悪いと言われる理由一つ目が、小麦に含まれるタンパク質「グルテン」の存在でしょう。
正確には、グルテニンとグリアジンと呼ばれる二種類のタンパク質に
水を加えてこねることで作られる成分がグルテンです☝️
グルテンの効果は、麺類やパン類特有の弾力や柔軟性の演出!
"フワモチ"の美味しい食感は、グルテンによって作られているわけですね。
しかし、グルテンはメリットばかりではありません🤔
なぜならグルテンは、体内でなかなか消化されにくい成分からです。
とりわけ小麦食中心の欧米では
・セリアック病ーグルテンによって起こる腸粘膜の炎症
が増えているそう💦
グルテンが身体へ及ぼす影響には
などが挙げられます。
小麦をたくさん摂取する方で、原因不明の体調不良が続いている場合は少し注意が必要かもしれませんね。
2.小麦アレルギーによる影響
パンや麺の食文化が広がったことによる小麦アレルギーの影響も「小麦が体に悪い!」と言われる要因ではないでしょうか。
実際に小麦アレルギーは鶏卵・乳製品と並び、三大食物アレルゲンに数えられています。
まさしく、現代病の一つといえるかもしれませんね🤔
小麦アレルギーの原因は、グルテンの元となるグリアジンやグルテニン
アルブミンやグロブリンなど、小麦に含まれる5種類のタンパク質が関係しているとされています。
また小麦アレルギーは子供だけでなく、大人になってからいきなり発症するケースも考えられるでしょう😓
しかも、小麦のグルテン(粘り)は片栗粉の代用として食材に使われる場合も多く
アレルギーの原因が小麦である!ということを自覚しにくいのが、小麦アレルギーの厄介なところですね。
他のアレルゲンと同様
などが、症状として挙げられます。
卵や乳製品・大豆などを食べても問題ないのにアレルギー症状が続く場合は、小麦アレルギーを疑ってみても良いかもしれません。
小麦と上手に付き合う
小麦が近年、悪者扱いされている主な原因は
前述したようにグルテンと小麦アレルギーの影響が大きいといえるでしょう。
また、史上最多のビッグタイトル獲得数を誇るテニスプレイヤー"ノバク・ジョコビッチ"選手が「グリテンフリー(小麦抜き食事法)」に取り組み
世界一に輝いたことから、日本でも「小麦が体に悪い!」という情報が一気に広がったのかもしれません🎾
しかし、ジョコビッチ選手は元々"小麦アレルギー"を公言していましたし
アスリートとして対症療法に取り組んだまでの話でしょう。
よって、筆者は必ずしも小麦だけが悪者とは思いません。
そもそも白米のような「白い炭水化物」は、総じて体に悪い食べ物なのです🍚
もちろん、セリアック病や小麦アレルギーなど
確実に小麦が原因だと断定できる場合は、グリテンフリーに取り組む価値はあるかもしれません。
ただ、小麦は様々な料理の"つなぎ"としても使用されていますし
すべての小麦を断つためには、相当な覚悟が必要だと思います😅
なにより、食事の楽しみが減ってしまいそうですよね(笑)
仮にグリテンフリーに取り組んで、アレルギーなどが一時的に改善しても
知らず識らずのうちに小麦を口にしてしまっていたら、一気に体調が悪くなる恐れもあります。
結局、一番重要視すべきはグルテンを摂取しても影響を受けない体作りなのかもしれません。
いくら体に良いと言われている食材でも食べ過ぎると栄養成分が偏って、体調を崩してしまう危険性もあるでしょう。
1.様々な食べ物をバランス良く摂取する
2.適度な運動習慣を身につける
3.ストレスを溜めず睡眠の質を向上される
つまるところ、病気のない体作りは上記の三点に集約されているのかもしれません。
食べる力=生きる力です🌿
食事がストレスにならないよう、免疫機能を高めて心も体も元気に過ごしていきましょう!