YTOな"こころ"のブログ

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毎週17時更新!やましなおの整骨院の雑記ブログです('ω')

【高血圧予防】塩分はどのくらい摂取するのが理想なのか?

塩分アイキャッチ

こんにちは!やましなおの整骨院です😊

 

寒気が流れ込み、いよいよ冬らしい寒さとなった12月は、温かい食べ物が美味しい季節。

 

ラーメンや鍋・おでんなんかを食べる機会も一気に増えたのではないでしょうか🍜

 

気が付いたら、ついついカップラーメンに手を伸ばしている...

なんてことがあるかもしれません(笑)

 

そんな冬場の食生活で、多くの方が気になっているのが"塩分"ですよね?

 

実際にラーメンや鍋のスープ・おでんのダシが染みた具材などは

結構塩分の多い食べ物🧂

 

塩分の過剰摂取は、高血圧になる!

ということで、減塩を心掛けている方も多いかと思います。

 

高血圧が原因で起こりうる脳卒中心不全

寒い季節の方がリスクも高まりますからね😰

 

そこで今回は、塩分はどのくらい摂取するのが理想なのか?について、わかりやすく解説していきます。

 

塩分の理想摂取量や塩分のメリット・デメリットを知りたいという方は

ぜひ最後まで読んでみて下さいね😌

 

 

塩分の理想摂取量とは?

理想摂取量

結論からいうと、塩分の一日の理想摂取量は10g以下であれば問題ないと思います。

 

食べ物だと

カップラーメン 6g程度(スープを飲みほした場合)

●カレーやタコ焼き 3g程度

●ハンバーグやピザ 4g程度

●即席みそ汁 2g程度

が大体の塩分含有量。

 

お昼にカップラーメンを食べて、夜にハンバーガーを食べれば

塩分の理想摂取量はギリギリということですね。

 

さて、どうでしょう?

「減塩するって意外と大変だなぁ...」と思った方も多いのではないでしょうか。

 

そう。

減塩って結構意識して取り組まないと、難しいんですよね💦

 

ちなみに、これでもかなり甘い基準を設定しています。

 

厚生労働省が推奨(すいしょう)している一日の塩分摂取量は、男性で7.5g・女性で6.5g

世界保健機関(WHO)が推奨する一日の塩分摂取量なんて、たったの5gですよ(笑)

 

正直WHOの基準は、日本人の食文化では無理でしょうね😅

 

確かに塩分の摂りすぎは良くないことではあるんですが

塩分を極端に控えすぎるのも問題なのかもしれません。

 

例えば、日本の伝統的な調味料である醤油や味噌にだって、塩分は多く含まれています🥢

 

しかし、醤油や味噌には他に摂取するメリットがたくさんあり

私たちの生活に欠かすことができませんよね。

 

それは、食塩も同様なのです🧂

 

だだ、食塩が原因の高血圧で塩分制限が必要な方は、ドクターが指定する基準値を守る必要がありますし🩺

 

「10g程度の塩分なら大丈夫!」と考えて

毎日ジャンクフードやインスタントを食べていては、病気のリスクは上がってしまうでしょう。

 

結局一番大切なのは、塩分の量だけではなく

どのような食材から塩分を摂取するかだと思います🍽

 

食塩にメリットはあるのか?

塩分のメリット

では、塩分は身体にとって悪役なのか?というと、決してそんなことはありません。

実は、食塩にもたくさんのメリットが存在するんです✨

 

食塩の主なメリットとしては

●水分と細胞のバランス維持

●神経の情報伝達

●筋肉の収縮調整

が挙げられます。

 

つまり体内の細胞を正常に保ったり、脳からの命令を伝達したり

筋肉の動きを調整する重要な役割を担っているということ💪

 

そして、これらのメリットは食塩に含まれるナトリウムの働きのおかげです。

 

ナトリウムは、私達の身体に欠かすことのできない必須ミネラルの一つで、食塩の主成分✨

血液量や血圧をコントロールしているのも、実はナトリウムなんですよね。

 

しかし、ナトリウムを過剰摂取すると血圧をコントロールできなくなり

高血圧や生活習慣病の招く恐れもあります。

 

逆に過度な減塩は、体力低下や食欲不振などの体調不良を引き起こしてしまうかもしれません😵

 

食塩のナトリウムは、他には代用の効かない貴重な成分なので

バランスを考えて摂取したいですね。

 

塩分だけが高血圧の原因ではない

高血圧の原因

一般的に高血圧の原因とされる塩分ですが、食塩の摂取と血圧の上昇が必ずしも一致するわけではないこともわかってきました。

 

なんと!食塩の摂取と高血圧の因果関係は、体質によって変わるというのです😳

 

え?ちょっと意味がわからない...

って感じですよね(笑)

 

つまり高血圧には

●塩分の影響を受けやすい「食塩感受性」

●塩分の影響を受けない「食塩非感受性」

以上、二つのタイプが存在するということ☝️

 

さらには、塩分の影響によって高血圧になる食塩感受性タイプの人は、全体の4割程度ともいわれています。

 

ですから約6割の方は、塩分の影響で高血圧になりにくいわけですね🤔

 

「えー、じゃあ自分が食塩感受性タイプだったら損じゃん...」と思うかもしれません(笑)

しかし、食塩感受性タイプの人は塩分制限をすれば血圧低下の効果に期待が持てるというメリットもあります。

 

逆に一番怖いのは、食塩非感受性タイプなのに高血圧になってしまった場合

食塩摂取によって血圧の上昇がみられないということは、減塩をしても血圧が下がらないかも...ということです。

 

つまり、高血圧を患っている方の6割程度は

肥満や運動不足・飲酒や喫煙・ストレスなど、塩分以外の他の要因も考えられるでしょう。

 

ですから、血圧低下に効果的な対処法を見つけるのも一苦労ですよね💦

 

話をまとめると塩分の過剰摂取も過度な減塩も、身体には良くありません。

 

運動し過ぎるのも良くないし、暴飲暴食も良くない。

もちろん、病気を気にし過ぎてストレスを溜め込むのも良くないですよね。

 

結局のところ、なんでもバランスが大事で

ほどほどに取り組むのが一番健康に良いのではないでしょうか🌿