YTOな"こころ"のブログ

YTOな"こころ"のブログ

毎週17時更新!やましなおの整骨院の雑記ブログです('ω')

摂り過ぎに注意したい!三つの食品添加物

三つの添加物

こんにちは!やましなおの整骨院です😊

 

消費者庁が3月に発表した食品添加物表示制度」の改正。

当改正により、2022年4月以降は商品パッケージに"無添加"や"不使用"などの表記を謳えなくなります🚫

 

食品添加物は食材の味や見た目をよくしたり、品質を維持するために使用される物質の総称。

 

筆者的には、添加物が必ずしも体に悪いものとは考えていません。

しかし、消費者がパッケージで無添加を確認出来ないのは「少し問題かなぁ」とも思います🤔

 

長期的にみると、身体へのリスクが高まる食品添加物も存在するからです。

 

そこで今回は、摂り過ぎに注意したい!三つの食品添加物について解説。

商品パッケージで無添加の判断が難しくなるからこそ、食品添加物のことを理解して身を守りましょう🛡

 

 

亜硝酸ナトリウム

ハム

亜硝酸(あしょうさん)ナトリウムは、主にハムやソーセージ・タラコなどに使用される発色剤です。

 

亜硝酸ナトリウムの役割には

●美味しそうなお肉の色を保つ効果

●毒性の強い菌の増殖を抑える効果

(動物の腸管に存在するボツリヌス菌大腸菌など)

があるとされています。

 

つまり、加工品の安全性維持に必要な食品添加物亜硝酸ナトリウムというわけですね☝️

 

ただし、亜硝酸ナトリウムには強い毒性があります。

 

とりわけ食肉に含まれるアミンという物質は、亜硝酸ナトリウムが結びつくことで

発がん性のあるニトロソアミンを生成😱

 

事実、国際がん研究機関(IARC)が2015年に加工肉の発がん性は明確としています。

一日に50g(ハムなら4枚程度)の加工肉を摂取すれば、大腸がんのリスクは18%も高まるそう🥓

 

もちろん、毎日大量摂取しなければ直ちに健康を損なうものではありませんが、注意しておきたい物質ですね。

 

最近では、亜硝酸ナトリウムを使用しない「無塩せき」の加工肉も流通しているので

どーしても心配!という方は、無塩せきの商品を購入するもの選択肢の一つかもしれません😌

 

グルタミン酸ナトリウム

うどん

昆布のうま味成分として知られるグルタミン酸ナトリウムは、調味料に分類される食品添加物です。

 

過去には、グルタミン酸ナトリウム

片頭痛の原因となる

緑内障の原因となる

として問題になりましたが、有力な証拠は見つかっていません。

 

様々な実験の結果、現在でも食塩と同じ安全性のカテゴリーに分類されていますし

日常的に摂取する程度なら、それほど気にしなくても良い添加物といえるでしょう😌

 

それよりも心配なのは、過剰摂取の危険性です。

 

例えば、食塩や醤油を入れすぎた場合

「辛い!」という刺激を感じ、それ以上食べたいとは思いませんよね?

 

しかし、グルタミン酸ナトリウムが恐ろしいのは、ある程度の量を入れても「辛い」という刺激を感じないところです。

 

本来、グルタミン酸ナトリウム耳かき一杯程度で十分に旨味を感じることができますから

分量には十分に気をつけたい食品添加物といえるでしょう🧂

 

サッカリン

アイスクリーム

サッカリンは食品に甘みを付ける人工甘味料の一つで、漬物や醤油などの調味料。

アイスクリームやジャムに使用されることもあります🍨

 

ラットの動物実験では、サッカリンの弱い発がん性が指摘され、一時は使用禁止となりました🚫

しかし、他の動物実験で発がん性が示されなかったため、現在ではがんの危険性は明記されていません。

 

ただし、サッカリンの大量摂取は

●腸内への負担

●血糖値の上昇

●糖尿状の原因

となる恐れがあり、日本では使用量が制限されていますね。

(アメリカではガンガン使われているそうですがw)

 

他の人工甘味料にとって変わられ、使用の機会も減っているサッカリンですが、大量摂取には十分注意したいところ。

 

食品添加物は悪なのか?

まとめ

ということで、取り過ぎに注意したい三つの食品添加物

亜硝酸ナトリウム

グルタミン酸ナトリウム

サッカリン

について、解説していきました。

 

そこで気になるのが、食品添加物がすべて悪なのかということですよね?

結論、私個人としては必ずしもそうとは言えないと考えています。

 

現在、日本で取り扱われている食品添加物300種類以上ですが

そんな添加物が普及したおかげで、食の安全が保たれているのも事実でしょう🤔

 

食品添加物は、グローバル社会を生き抜くための必要悪です。

 

実際に食品添加物の普及で、菌の繁殖による食中毒は大幅に減少しました。

無農薬の野菜にも、それなりにリスクはあるのです🦠

 

結局、一番重要なのは

1.どんな食品でも取りすぎない

2.栄養バランスをしっかり考える

ということになります。

 

例えば、今回ご紹介した食品添加物亜硝酸ナトリウムは、野菜を消毒する際に使用🥬

サッカリンは、多くの歯磨き粉に使用されています。

 

では、亜硝酸ナトリウムを使った野菜を食べることで病気になる確率はあがるのか?

と問われれば「その確率は低い」と答えるでしょう。

 

なぜなら、野菜には食品添加物のデメリットを打ち消すくらい多くのメリット(栄養成分)が含まれているからです🌿

 

食品添加物をすべて避けようと思えば、スーパーで売っているものはほとんど買えません。

 

昔から「薬も過ぎれば毒となる」と言われるように、柔軟な考え方が大切なんだと思います✨

 

豊かな食生活を送るためにも食品添加物のことを知り、大量摂取を避ける。

そして、栄養バランスを考えた食事をできる限り継続していきましょう🍽