こんにちは!やましなおの整骨院です😊
突如として、吐き気やめまいなどのツライ症状に襲われる乗り物酔い。
特に子供の頃は、車酔いで悩まれた方も多いのではないでしょうか?
乗り物酔いの主な原因は、不規則な揺れやスピードの変化によって
目で見ている視覚的情報と三半規管が脳へ伝える情報にズレが生じるからです。
自分が予測していなかった動きが起こるため、脳が混乱してしまうわけですね🤯
またガソリンや芳香剤などのニオイで自律神経が乱れ、乗り物酔いを起こす場合も考えられるでしょう。
乗り物酔いの対処法として
●換気を良くする
●本やスマホを見ない
●遠くを見るようにする
などは有名ですが、確実に治る!という方法ではありませんよね。
そこで今回は、乗り物酔いの改善に効果が期待できる三つのツボについてお話したいと思います。
乗り物酔いでお困りの方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね😌
【一つ目のツボ】内関(ないかん)
一つ目は、手の内側にある内関(ないかん)と呼ばれるツボです。
内関は、グッと手を握った時に出る二本の腱(けん)の間にあるツボで
手首の関節(シワ)から指3本分離れたところを押してあげるのがポイント🖐
平衡感覚を正常に戻してくれるため
●乗り物酔い
●胃の不快感
●二日酔い
などに効果が期待できます。
1.三秒かけてゆっくり押す
2.三秒かけてゆっくり離す
3.五回を目安に繰り返す
手の内側なので、いつでも使えるオススメのツボです。
気分が優れない時は、心地良いと感じる程度に優しく指圧してあげましょう✨
【二つ目のツボ】侠谿(きょうけい)
二つ目のツボは、足にある侠谿(きょうけい)です。
侠谿は、薬指と小指の間の凹んだ付け根の部分
指圧した時に、少し響くような感覚があるのがポイントです。
作用の即効性もあり
●乗り物酔い
●頭痛
●めまい
などに効果が期待できるでしょう。
指圧方法は、内関と同様です☝️
気持ち薬指寄りの溝を押してあげると良いかもしれません。
【三つ目のツボ】翳風(えいふう)
最後にご紹介するのは、翳風(えいふう)と呼ばれるツボ。
裏側の耳たぶと骨の間にあるくぼみが翳風です。
目立って凹んでいる部分なので、指で確認すればわかりやすいと思いますよ。
耳の裏には内耳(ないじ)と呼ばれる器官があり、三半規管も内耳の一部!
よって、乗り物酔いの改善には耳のツボの指圧が効果的です。
他にも翳風を刺激することで
●気象病
●肩こり
●顔周りのむくみ
の緩和に効果が期待できるでしょう。
指圧方法は、内関・侠谿と同様。
イメージとしては、親指で反対の耳に向かって指圧してあげるのがポイントですね☝️
大人になったら乗り物酔いは治る?
今回は、乗り物酔いの改善に効果が期待できる三つのツボをご紹介していきましたが
「大人になってから乗り物酔いが治った!」という方も多いのではないでしょうか?
実際、乗り物酔いが起こりやすいのは4歳〜12歳くらいだと言われています。
なぜ、乗り物酔いを起こしやすいのか?というと
平衡感覚を保つ前庭小脳(ぜんていしょうのう)の一番発達する期間が4歳〜12歳だからです🧠
つまり、揺れやスピードの変化に一番敏感なのは4歳〜12歳の間ということですね。
揺れやスピードを経験し、前庭小脳が発達しきった大人は自然と乗り物酔いを克服します🌿
ただし、体調が優れない時やストレスで自律神経が乱れている時は、大人でも乗り物酔いになりやすいので注意しましょう!
体調が優れない日は、予め酔い止めの薬を服用しておくのも良いかもしれませんね。
ちなみに運転中にあくびが出るのも、実は乗り物酔いの症状です。
決して退屈だからではありませんから、喧嘩はしないように(笑)
乗り物酔いの際は、ぜひ三つのツボを指圧してみて下さいね🚘