こんにちは!やましなおの整骨院です😊
寒い冬の気候から一転し、一気に暖かくなった今日この頃。
決算期ということもあり、気候による自律神経の乱れと忙しさで、疲労やストレスを感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、忙しい時こそ知っておくと便利な三つの呼吸法について、わかりやすく解説したいと思います。
副交感神経(リラックスの神経)の働きを優位にするためには、呼吸が非常に重要である!
ということはご存知の方も多いかもしれません。
しかし、呼吸法はどうでしょう?
ちょっと一息入れる際に、色んな呼吸法を知っておくと、呼吸のメリットはさらに高まります🌿
今回ご紹介する呼吸法を知っておくことで、色んな状況で使い分けが出来るようになりますから、ぜひ最後までご覧ください。
リラックス効果を高める腹式呼吸
知っておくと便利な呼吸法1つ目は、腹式呼吸です。
いつもと同じように肺を意識して深呼吸を行っても、副交感神経の優位性を高めることは可能ですが、腹式呼吸を使えばリラックス効果はさらに高まります。
なんで腹式呼吸の方は効果が高いの?
一度に吸える空気の量が違うからですよ!
お腹をふくらませるイメージで呼吸を行う腹式呼吸は、肺で呼吸を行う場合と比べて、約3〜4倍の空気を取り込めます。
より多くの空気を体に取り込めるので、副交感神経の働きがより活発になるということですね🍀
腹式呼吸を上手く使えば
●高いリラックス効果
●平常心の維持
●腹筋の引き締め効果
に期待ができると思います。
大きなストレスを感じた時や面接などで緊張を緩和させたい時は、ぜひ腹式呼吸を使ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに副交感神経が優位になる睡眠中は、自然と腹式呼吸に切り替わっているそうです。
体の仕組みってスゴイですよね😳
神経のバランスを整える片鼻呼吸
知っておくと便利な呼吸法二つ目は、片鼻呼吸です。
文字通り片鼻を押さえて交互に呼吸を行う呼吸法で、自律神経のバランスを整える効果に期待ができるでしょう🧘♀️
交感神経って悪い神経じゃないんだ...
そーですよ(笑)交感神経は体のやる気スイッチです!
確かに交感神経が優位になりすぎると、動機や血圧上昇を招く恐れもありますが、集中したい時や気合を入れたい場面では非常に役立ちます。
まさしく、闘争本能を駆り立てる神経ですね🔥
そして、片鼻呼吸を使えば、活動を司る交感神経とリラックスを司る副交感神経の良いとこ取りができちゃうわけです!
片鼻呼吸法のメリットは以下の通り。
●自律神経のバランス調整
●脳のリフレッシュ効果
●集中力の向上
食後に眠気が襲ってきた時や集中力が散漫になっている時に利用してみると良いかもしれませんね。
ただし、鼻の通りが悪くて呼吸が苦しい場合
高血圧や心疾患の持病を持っている方など、健康状態によっては避けるべき呼吸法です⚠️
自分の体調と相談しながら、上手く取り入れていきましょう!
1.右鼻を押さえて左鼻から息を吐く
2.左鼻で大きく息を吸う
3.左鼻を押さえて右鼻から息を吐く
4.右鼻で大きく息を吸う
※1分ほど繰り返す
デトックス効果のカバラバティ呼吸法
知っておくと便利な呼吸法の最後の一つは、カバラバティ呼吸。
腹式呼吸や片鼻呼吸みたいなゆっくりした呼吸法ではなく、鼻から一気に息を吐き出すようなちょっと激しい呼吸法です🌬
火の呼吸法とも呼ばれ、体のデトックス効果に期待ができるでしょう。
炎の呼吸みたいで格好良いね!
呼吸界の煉獄さんですね(笑)
今までの呼吸法とは少しニュアンスは異なりますが、忙しい時に体をリセットできる!という点では同じでしょう。
内蔵を大きく動かし、肺の空気をすべて入れ替えるようなイメージで
●デトックス効果を高める
●呼吸器系の浄化
●血行の促進
以上が、カパラバティ呼吸法のメリットです。
胃や腸の調子が良くないと感じる時や気持ちを切り替えたい時にオススメかもしれませんね。
ただし、体への負担は腹式呼吸や片鼻呼吸よりも大きいので要注意!
特に食べ物が体の中に残っていると、消化不良を起こしてしまう恐れもあります😨
カパラバティ呼吸法は、食後3時間以上を空けた状態で行うようにしましょう。
1.鼻からゆっくり息を吸い込む
2.お腹をふくらませる
3.鼻から一気に息を吐き出す
4.1秒に1回のペースで繰り返す
5.最後はゆっくり息を吐き出す
※大体20回1セットのペース
仕事や家事・勉強などでストレスを感じた時は、リフレッシュできるように色んな呼吸法を試してみましょう!