こんにちは!やましなおの整骨院です😊
本日7月25日は、フェーン現象の影響で当時の日本最高気温を記録した日であり
冷たいかき氷がふさわしいとして「かき氷の日」に制定されています。
7月〜8月にかけては、確かに冷たい食べ物が美味しい季節ですが
知覚過敏で歯がしみて、冷たいものが食べられない...という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、冷たいもので歯がしみたら要注意!
知覚過敏の原因と対処法について、わかりやすく解説いたします。
知覚過敏でお困りの方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね✨
知覚過敏の原因
知覚過敏は、歯の内層にある"象牙質(ぞうげしつ)"という部分が露出することで起こります。
象牙質は、歯の表面のエナメル質を支える柔軟性を持っており
その構造は、神経に通じる無数の穴が空いた状態です。
その無数の穴を通して
刺激が神経に伝達され、歯は痛みを感じてしまうわけですね😓
逆に象牙質が露出していない状態であれば
冷たいものや甘いものを食べても痛みを感じることはありません。
また、加齢などによって象牙質の穴が埋まっていくと知覚過敏の痛みを感じなくなる可能性もあります😌
では、知覚過敏になってしまう原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか?
知覚過敏になってしまう原因は、大きく分けて三つ☝️
1.歯がすり減る
2.歯肉が下がる
3.歯が溶ける
が挙げられます。
1.歯がすり減る
歯のブラッシングが強すぎたり、歯ぎしりや食いしばりがあると
歯は徐々にすり減っていきます。
歯がすり減って、内部の象牙質が露出されると
知覚過敏を生じる恐れがあるわけですね🤔
どれくらい歯がすり減れば痛みを感じるの?
正直、人によって個人差がありますね^^;
ちょっと歯がすり減っただけで痛みを感じる人もいれば
かなり歯がすり減っても痛みを感じない人もいるのです😳
また、転倒などで歯が欠けてしまった際に
象牙質が露出されると、痛みを感じる場合もあるので注意しましょう。
2.歯肉が下がる
露出している歯は、硬いエナメル質で守られていますが
歯茎の下は、象牙質がむき出しの状態です。
歯肉の位置は、年齢と共に少しずつ下がってきますから
歯肉の下の象牙質が露出されると、知覚過敏の原因となってしまうかもしれません💦
また、強いブラッシングが歯肉を下げる原因となる恐れもあり、注意が必要です。
3.歯が溶ける
見た目では大きな変化はありませんが、食べ物や飲み物によって歯のエナメル質は徐々に溶け出します。
なぜ食べ物、飲み物で歯が溶けるんだろう?
多くの食材が歯を溶かす酸性で出来ているからですよ
エナメル質が溶け出すと、象牙質は露出されてしまい
知覚過敏を引き起こす恐れも十二分に考えられます。
ちなみに"PH"という値が
となりますから以上を参考にして、歯が溶け出すリスクを考えてみましょう。
例えば飲料用の水は、PH5.8〜8.6と規格が定められており
ほとんどの場合、中性〜弱アルカリ性の商品なので、エナメル質が溶け出すリスクは少ないですよね🚰
逆にPHが5〜2程度の酸性が強い食べ物・飲み物には
などが挙げられますから、摂取し過ぎには注意が必要かもしれません。
知覚過敏の対処法とは?
では、知覚過敏の対処法にはどのようなことが考えられるのでしょうか?
結論からいうと、知覚過敏を完全に防ぐ方法というのは残念ながら存在しません。
なぜなら、どれだけ知覚過敏に気をつけていても
歯のエナメル質は溶け、歯肉は退縮していくためです😓
ただし、歯のエナメル質の損耗(そんもう)や歯肉の退縮(たいしゅく)を遅らせることは可能ですから一緒に対処法を見ていきましょう。
知覚過敏の対処法は、以下の3点
1.ブラッシングの改善
2.定期的な歯のメンテナンス
3.歯ぎしりや噛み合わせの改善
が、挙げられます。
1.ブラッシングの改善
エナメル質の損耗や歯肉の退縮を防ぐ方法として、まず改善するべきなのがブラッシングです。
とりわけエナメル質が傷付いたり、歯肉が下がる原因の多くは
ブラッシングが強すぎるために起こります💦
歯磨きをする際は、柔らかめのハブラシを選択し
歯と歯茎の境目を優しくブラッシングするのがポイント!
でも強く磨かないと歯の汚れって落ちないんじゃないの?
「もしかしたら歯を強く磨いているかもなぁー」と感じた方は
自分に合ったハブラシやデンタルフロスを使って、優しく丁寧にブラッシングすることを心がけましょう🦷
また、知覚過敏抑制成分が含まれている歯磨き粉を使用してみるのも効果的かもしれません。
2.定期的な歯のメンテナンス
知覚過敏にならないためには、定期的な歯のメンテナンスを受診することも重要でしょう。
なぜなら、磨き残しのプラーク(歯垢)が硬い歯石になってしまうと
ブラッシングでは取り除けないからですね😥
また、欠けた歯で知覚過敏が起きている場合は詰め物による保護。
露出した象牙質に薬剤やコーティング剤を塗ることで、知覚過敏を抑える方法もあるようです🛡
知覚過敏の痛みが長く継続している方は
ぜひ、かかりつけの歯医者さんで相談してみて下さいね。
3.歯ぎしりや噛み合わせの改善
エナメル質が損耗する原因には、歯ぎしりや噛み合わせのズレが関係しているケースも考えられます。
歯ぎしりや噛み合わせのズレの自覚症状がある方で、知覚過敏がなかなか治らない場合は
●マウスピース
●矯正治療
を行うことで、知覚過敏の改善に期待できるかもしれません。
また、歯ぎしりが起こる主な原因には不規則な生活やストレスが挙げられますから
出来る限り規則正しい生活を心掛け、冷たい食べ物を美味しく食べられるように頑張っていきましょう🍀