こんにちは!やましなおの整骨院です😊
毎月25日は「歯茎の日」に制定されていることをご存知でしょうか?
毎日頑張っている歯をしっかりケアしてあげましょう!という記念日ですね。
歯をしっかりケアしていれば、虫歯や歯周病の予防に繋がります🦷
とりわけ歯周病は歯や歯茎だけでなく、全身に影響を及ぼす恐れもありますから要注意!
そこで今回は、歯周病の原因と予防するために重要な三つのポイントをお話したいと思います。
歯茎の日を利用して、歯周病のことを一緒に学んでいきましょう✨
歯周病とは?
歯周病は歯と歯茎のすき間に細菌が侵入し、炎症を起こしてしまう病気です。
歯の周りの構造は、歯肉→歯根膜(しこんまく)→歯槽骨(しそうこつ)となっており
●歯肉炎(歯肉が炎症を起こしている状態)
●歯周炎(歯根膜や歯槽骨に炎症が広がった状態)
以上を総称して歯周病と呼びます。
歯周炎は、歯槽膿漏(しそうのうろう)とも呼ばれていますね。
熟れ過ぎたトマトに喩えたCMも有名なので、歯槽膿漏の方がピンとくるかもしれません(笑)
歯根膜や歯槽骨まで炎症が進んでしまえば、歯を支える力も徐々に失われ
最悪の場合、歯が抜け落ちる危険性すらあるのです😱
なにより厄介なのが、歯周病は初期症状がほとんどないということ。
腫れたり、出血などの自覚症状を認識した時には歯槽骨まで炎症が広がっていた...
なんて事例も少なくありません💦
歯周病は自然に治癒せず、Silent Disease(静かなる病)とも称される恐ろしい病気なのです。
歯周病の原因
プラークは、数十種類もの細菌が増殖してカタマリとなったもので
歯石は、プラークの細菌と唾液に含まれる成分が結合したもの。
このプラークや歯石の細菌が歯茎のすき間に入り込むことで、炎症が起きてしまうわけですね😥
ちなみに歯肉炎や歯周炎により繁殖した細菌は、有害な毒素を作り出します。
この毒素は歯肉の腫れや出血を引き起こすだけでなく、全身に影響を及ぼす恐れが指摘されているんですよね🤔
例えば
●糖尿病
●心疾患
●呼吸器疾患
●脳血管疾患
以上の病気は歯周病を患っている人に多いという調査結果があり、細菌の毒素が全身を蝕む因果関係も否定できません。
歯周病を予防する三つのポイント
では、恐ろしい歯周病を予防するためにはどのようなポイントに注意すればよいのでしょうか?
結論からお伝えすると、歯周病を予防するために重要なポイントは三つ
1.正しい歯磨きを心掛ける
2.定期的な歯石除去
3.生活習慣の改善
です。
詳しくみていきましょう!
1.正しい歯磨きを心掛ける
歯周病の予防には正しい歯磨きを心掛け、プラークを除去することが何よりも重要です。
ハブラシの基本は
●毛先を歯と歯茎の境目にしっかり当てること
●1箇所を20回程度、小刻みに磨くこと
●前歯や背の低い歯は縦や斜めに磨くこと
歯の凸凹した部分や背の低い部分にもしっかり毛先が当たる
ヘッドが少し小さめのハブラシを選ぶようにすると良いかもしれません✨
歯磨き後に舌で確認してザラザラ感のある歯は、プラークが残っているということです。
ザラザラ感のある歯は、特に注意して磨くようにしましょう😌
汚れやすい歯と歯の間は、デンタルフロスを通す習慣を身に付ければ完璧ですね!
2.定期的な歯石除去
歯周病を予防するためには、歯医者さんで定期的な歯石除去を行うことも重要です。
やわらかいプラークはハブラシである程度除去できますが
硬い歯石はハブラシでは取り除けません。
とりわけ唾液が溜まる前歯の裏側や奥歯は、歯石が蓄積されやすい場所なのです😓
虫歯などの自覚症状がなくても、3ヶ月〜半年に一回は歯医者さんで検診を受けるようにしましょう。
3.生活習慣の改善
歯周病の予防には、生活習慣の改善も非常に重要です。
不規則な生活習慣は、歯周病を悪化させる危険因子となりうることがわかってきました。
柔らかい食べ物は、あまり噛まないので食べカスが残りやすく
甘い食べ物の糖質もプラークを発生させる要因になります。
アルコールやタバコ・ストレスの影響でも、歯周病は悪化してしまうでしょう🚬
「歯茎の日」は、歯のケアをしっかり行うだけでなく、生活習慣そのものを見直すキッカケになれば良いですね。