こんにちは!やましなおの整骨院です😊
1月中旬から2月にかけては大寒と言われ、一年で特に冷え込むツライ時期ですよね。
そんな寒さの厳しい1月・2月は「ヒートショック」と呼ばれる事故の好発時期でもあります😓
ヒートショックとは、大きな気温の変化で血圧が急激に上下し、心臓や血管に負担が掛かってしまうこと。
横文字だらけで聞き慣れない言葉かもしれませんが、冬場は交通事故よりも亡くなる方の多い事故だったりします😱
お風呂場で急に意識が朦朧(もうろう)として倒れるケースなどは、このヒートショックが当てはまるのかもしれません。
ヒートショックの発生リスクが高まるのは、65歳以上と言われていますが、高血圧や糖尿病の療養中・肥満や不整脈をお持ちの方も注意が必要。
そこで今回は、寒い時期に気をつけたい「ヒートショック」の予防法について、わかりやすくお話していきたいと思います😌
若いからといってヒートショックのリスクが低いというわけではないので、一緒に予防法をみていきましょう。
○室内の気温差をなくす
ヒートショックの主な原因は、急激な気温の変化にあります。
ですから、やはり室内の気温差を極力なくすことが重要といえるでしょう🤔
特に10℃以上の寒暖差がある場所は、ヒートショックのリスクが高まるので、注意が必要です。
例えば、脱衣所や浴室はあまり暖房器具をつけませんよね。
暖房やファンヒーターの効いた暖かい部屋から、いきなり寒い部屋へ移動すれば、心臓や血管には当然大きな負担が掛かるでしょう💦
冷たい風が当たると肩をすくめるように、寒い場所では熱を逃さないため血管を収縮させ、体を温めるのです。
そんな状況でいきなり熱いお湯やシャワーを浴びると、縮こまっていた血管が一気に広がってしまい、ヒートショックの危険性が生まれるわけですね😥
血管が縮まると血圧は上昇、逆に血管が広がると血圧は低下しますから、体全体への負担を考えても、できるだけ室内の温度差はなくしたいところ...
室内での寒暖差をなくすためには浴室内に暖房器具を取り付けるのが理想でしょうが、そもそもスペースがなかったり、管理コストも掛かりますよね。
そんな方にオススメしたいのが、入浴前にシャワーを使って浴室全体を温めておくこと🚿
簡単にいえば、浴室内をミストサウナ状態にしちゃうわけです。
浴室内をシャワーで事前に温めておけば、極端な寒暖差が発生する危険はなくなりますよね。
冬場は活動するのが億劫になりがちですが、体の負担を少しでも軽減するために、できるだけ温かい空間を作りましょう✨
○ヌルめのお風呂に浸かる
寒い冬場の醍醐味といえば、熱いお風呂に浸かって一日の疲れをとることだ!
という方もいらっしゃるかもしれませんが、私がオススメするのは38℃〜40℃くらいの少しヌルめのお風呂に浸かることです♨️
「冬は熱い風呂にかぎる!」という気持ちは痛いほどわかりますけどね(笑)
前述でもお伝えしましたが、血圧が急激に上下することでヒートショックのリスクは高まります。
寒い場所で血圧が上昇、温かい場所では血圧が低下してしまうので、お風呂が熱ければ熱いほどリスク要因となってしまうでしょう🤔
しかも、熱いお風呂に入ると体温や血圧が大きく変化するので、その分多くのエネルギーを使ってしまうわけです。
疲れをとるためにお風呂へ入っているのに、熱いお風呂だと逆に疲れやすくなってしまう...なんてことも💦
ですから、できるだけヌルめのお風呂に浸かるように心掛けたほうが、体のためには良いのかもしれません。
どーしても、熱いお風呂に入りたい!という方は、入浴時間を10分程度に調整して体の負担を減らしてあげるようにしましょう。
○まとめ
ということで今回は、寒い時期に気をつけたい「ヒートショック」の予防法についてお話していきました。
ヒートショックの予防法には
- 室内の温度差をなくす
- ヌルめのお風呂に浸かる
を挙げさせて頂きました。
気温の変化が大きくなると、比例するように体への負担も大きくなります。
ヒートショックの発生リスクが高まる高齢者や心臓・血管の病気をお持ちの方はもちろん☝️
入浴方法を見直すことは、大切なのかもしれませんね。
毎日の生活習慣が健康を作り上げると考えて、一緒に頑張りましょう!
ちなみに、疲れをとる入浴方法で推奨されているのは、40℃前後のお風呂に半身浴で浸かることです。
諸説ありますが、体の負担を考えると一番理想的な入浴方法なのかもしれません♨️
それと入浴による血管の広がりは、内蔵の消化にも影響を及ぼすので、食後1時間前後の入浴はできるだけ避けるようにしたいですね。
正しい入浴方法を身につけて、寒い時期に起こりうるリスクを未然に防ぎましょう🔥