こんにちは!やましなおの整骨院です😊
底冷えするような寒さが続く1月・2月は、疲れているのにグッスリ眠れない...という方も多いのではないでしょうか?
特に冷え性でお悩みの方は、体が冷えすぎて眠れないこともあるかもしれません🥶
夜中に目が覚めると「たくさん着込んで温かくしているのになんで?」って思いますよね。
でも実は、厚着が眠りの妨げとなっている!と言ったらビックリしませんか?
今回は、快眠の新常識をピックアップ!
薄着で寝ると睡眠の質が良くなる理由について、詳しくお話したいと思います✨
冬は寒さで寝不足になることが多い...という方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
○深部体温を下げる
質の良い睡眠を手に入れるために、特に重要なのが深部体温を下げるということです。
深部体温とは、いわば脳や内臓など体の内側にある真の体温といったところでしょうか🤔
「熱があるかなー」と感じた時に体温計を使って測る際、少し時間を要するのも深部の体温をしっかり把握するためなんですね。
そして、平熱といっても常に同じ体温というわけではありません。
正午以降の良く活動する時間帯は体温が高くなり、睡眠する時間帯は体温が一番低くなります😴
平熱が36.5℃だったとすれば、実は活動が活発な時間帯には37.5℃くらいの深部体温があるわけですね。
睡眠のサイクルというのは、脳や内臓を休ませる目的で手足から熱を放出し、深部体温を下げることで訪れます。
スマホやパソコンだって使いすぎたら熱くなるので、充電する時はスリープ状態にして冷やしますよね💻
体も同じで寒さを防ごうと温かい格好をし過ぎると、逆に睡眠のパフォーマンスが下がってしまう恐れもあるのです。
何枚も厚着をしたり、靴下を履いて寝たりすると深部体温が上手く放出されず、逆に寝心地も悪くなってしまうかもしれません💦
かといって「裸で寝ろ!」といっているわけではないのでご安心を(笑)
極力、吸湿性の良い薄着の服装で寝るようにすれば、今まで以上に睡眠の質は高まるのではないでしょうか。
○実は薄着の方が温かい?
深部体温を下げるために手足から体温を放出すれば、必然的に皮膚は熱くなりますよね。
そして布団の役割は、放出された体温を上手く利用して、温かい空間を作り出すことです🛏
しかし、厚着をしていれば、服が邪魔をして熱が布団まで伝わりません。
ですから、実は薄着で寝た方が布団の中は温かくなる可能性があるわけですね✨
人が快適に眠れる空間というのは、温度が33℃前後・湿度が50%前後といわれています。
つまり、温かすぎても寒すぎてもダメということ!
ですから、眠る1〜2時間前にお風呂でしっかり温まって、交感神経から副交感神経に切り替わるベストなタイミングでの睡眠を心掛けましょう😴
そうすれば、睡眠時に体が底冷えする心配は少ないですよね。
ただ問題なのは、冷え性の方。
冷え性は、そもそも毛細血管まで血流が行き届きにくい状態ですから、薄着で寝ても深部体温の放熱も上手くできない場合があります💦
そういった場合は、湯たんぽで足を温めたり、電気毛布などを使って布団を温めておく
などの対策をとるようにしましょう。
せっかく温かい空間を作っても汗をかいてしまうと体温が下がるので、あくまで吸湿性の高い服装がオススメですよ☝️
○まとめ
ということで今回は、薄着で寝ると睡眠の質が良くなる理由について、お話していきました。
薄着で寝るメリットには
- 深部体温を下がる
- 布団の中が温まる
を挙げさせて頂きました。
体の深部の体温を下げることによって、脳や内臓が休まり、睡眠のパフォーマンスがあがる。
そして、体から放出された熱が布団の中でとどまることで、温かい空間が作り出される☺️
これが、薄着で寝ると睡眠の質が良くなる理由です。
重ね着(厚着)をしてしまうと、深部体温が放出されにくくなり、さらには布団の中もなかなか温まりません。
体が締め付けられる服装なら血行が悪くなるので、余計に冷えるという悪循環😱
寝返りも打ちにくいので、睡眠の妨げになりますよね。
冬場の寒い時期になかなか寝付けないという方は、ぜひ薄着で寝る習慣を試してみてはいかがでしょうか🌿