こんにちは!やましなおの整骨院です😊
最近、ストレス緩和や睡眠の質向上が認められた!として乳酸菌シロタ株が話題となっていますが
「そもそも、乳酸菌とビフィズス菌ってどう違うの?」
と疑問に思われた方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、似て非なる二つの善玉菌🐄
乳酸菌とビフィズス菌はどう違うのか?
そしてそれぞれの特徴について、わかりやすく解説いたします。
乳酸菌とビフィズス菌のメリットを一緒に学んで、季節の変わり目の体調不良から身を守りましょう🛡
乳酸菌とビフィズス菌の違い
乳酸菌とビフィズス菌の違いは、大きく分けて二つあります。
1.活動場所の違い
2.酸素で活動できるかどうか?
以上の二点です。
1.主に小腸が活動場所
2.酸素の中でも活動できる
乳酸菌は、酸素がある場所でも活動できるため
小腸を中心に皮膚や口・植物や土の中など、あらゆる場所に生息しています。
現在までに発見された乳酸菌の種類は、ざっと300種類以上😳
ある程度厳しい環境でも生きれるから
動物の乳や野菜をはじめとする多くの発酵食品に含まれているわけですね。
逆にビフィズス菌は、酸素の中では活動できないので
酸素のほとんど届かない大腸の最後部に生息しています。
乳酸菌と違い、ビフィズス菌の種類は約50種類と少なく
人の腸内で見つかるのは、大体8種類くらいだそう🤔
ビフィズス菌入り食品が少ないのも、酸素に弱いという性質が関係しています。
乳酸菌の特徴
乳酸菌は、発酵によって糖から乳酸を作り出す細菌類の総称。
主に小腸を中心とする腸内で活躍し
大腸内にも1億〜1000億の乳酸菌が存在していると言われています🦠
栄養成分の配達係である小腸のサポート役。
悪玉菌の増殖を抑えるブロッカーなど、何でもこなせるオールラウンダーです✨
乳酸菌を摂取することで
●腸内環境の改善
●コレステロールの低下
●免疫機能の向上
に効果が期待できるでしょう。
シロタ株で認められたストレス解消や睡眠の質向上も
恐らく小腸での免疫機能が、大きく関係しているのだと思われます💪
ちなみに乳酸菌は、熱にめっぽう弱いということをご存知でしょうか?
種類にもよりますが
60℃以上で15分程度過熱すれば、ほとんどの乳酸菌は死滅してしまいます😓
キムチの乳酸菌効果を最大限に活かしたい場合なんかは
調理するより、そのまま食べた方がオススメかもしれませんね。
死滅した乳酸菌は全く意味ないってこと?
いえ、そんなことはありませんよ
胃液や胆汁酸で死滅してしまった乳酸菌も、善玉菌のエサとして
生きたまま腸に辿り着いた乳酸菌のエネルギー現となります。
ですから、色んな種類の乳酸菌(食品)をバランス良く摂取することが大切なんですね🍽
ビフィズス菌の特徴
ビフィズス菌は、糖から乳酸と酢酸(さくさん)を作り出す善玉菌の代表格です。
とりわけ大腸内においては、乳酸菌の100倍以上の数。
約1〜10兆個も存在すると言われています😳
ビフィズス菌の特徴としては
●整腸作用
●ダイエット効果
●アレルギー症状の緩和
などが挙げられるでしょう。
ビフィズス菌の酢酸は、腸内を弱酸性に保ってくれるため
腸内環境への影響に関していえば、乳酸菌より大きいと考えられています。
※酸性に近づくと悪玉菌がパワーアップしてしまう。
乳酸菌から酢酸を作り出すことはできませんから
まさにビフィズス菌は、悪玉菌退治のエキスパートといえるのではないでしょうか⚔️
ただし、ビフィズス菌は酸素のあるところでは活動できないだけでなく
乳酸菌以上に耐熱性がありません。
様々な食品に含まれる乳酸菌と違い、ビフィズス菌を摂取できる食べ物は非常に少ないのです🤔
ビフィズス菌を増やすにはどうすれば良いの?
ビフィズス菌を増やす方法は二つあります
ビフィズス菌を増やす方法としては
1.ビフィズス菌を含むサプリなどを摂取
2.もともと腸内にいるビフィズス菌を増やす
以上の二つです。
一つ目は、ビフィズス菌を含むサプリメントやヨーグルトを摂取するということ。
最近ではビフィズス菌入りヨーグルトも増えてきましたよね?
ヨーグルトを購入する際は
ビフィズス菌が入っているかどうかをチェックしてみると良いかもしれません☝️
二つ目は、もともと腸内にいるビフィズス菌を増やすということ。
ビフィズス菌を増やすために有効なのは、ズバリ「食物繊維」と「オリゴ糖」です。
食物繊維は、野菜やフルーツから。
オリゴ糖は、豆類や玉ねぎ・バナナなどの食材に多く含まれています🧅
乳酸菌もビフィズス菌も、体にとって非常に重要な細菌ですから
ぜひ、積極的な摂取を心掛けましょう!