こんにちは!やましなおの整骨院です😊
本日、6月15日は多くの人に生姜の魅力を知ってもらう日として
「生姜(ショウガ)の日」に制定されています。
主に料理の薬味で使用する生姜は、普段あまり目立ちませんが
体調不良を改善する苦味成分が含まれた頼もしい食材なんですよ💪
そこで今回は、梅雨の体調不良を吹っ飛ばしてくれる「生姜三大成分」について
わかりやすく解説していきます。
これから夏にかけては、みずみずしい新生姜の収穫シーズンでもありますから
生姜の魅力を一緒に学んでいきましょう!
殺菌作用のジンゲロール
生姜三大成分の一つ目は、生の生姜に多く含まれる苦味成分「ジンゲロール」です。
この苦味成分は、生姜が外敵から身を守るために生成する物質で
●殺菌作用
●免疫細胞の活性化
●吐き気や頭痛の緩和
などの健康効果に期待ができるでしょう。
ジンゲロールの歴史は非常に古く、紀元前300〜500年前頃から
すでに医療薬として、人々の生活に欠かせない存在だったと言われています🏥
ジンゲロールの殺菌効果が昔から活用されてきた証拠かもしれませんね。
ちなみにジンゲロールは酸素に弱い性質で、加熱すれば他の物質へ変化してしまいます🔥
ジンゲロールのメリットを活かしたい場合は
熱を加えず、生で食べるのがオススメ!
おろし生姜を料理に使う時も
極力空気に触れないよう、食べる直前に乗せるとメリットを最大限に活かせると思います。
夏バテ防止のジンゲロン
「ジンゲロン」は、生姜で主要となる香り成分の一つ
生姜を加熱させることでジンゲロールが変化した物質です🌿
食用というよりは、食品用の香料として使われることが多いですね。
代表的なのは、ジンジャーエールでしょうか🍸
水にあまり溶けないのが特徴で
●発汗作用
●夏バテ防止
●脂肪の分解促進
に効果が期待できます。
また、大腸菌性の下痢にも効果があると言われており
梅雨時期はもちろん、これから夏場にかけても活躍してくれそうな成分ですよね☀️
ジンゲロンのメリットを活かすためにも
ジンジャーエールを飲む時は、生姜の含有量が多いものを選択しましょう。
体を温めるショウガオール
最後は、生姜を代表するといっても過言ではない「ショウガオール」という成分です。
ジンゲロンと同様
ジンゲロールを加熱した時の一部が変化し、ショウガオールを生成🔥
●保温効果
●痛みの緩和
●アレルギーの抑制
などに効果が期待できます。
発汗作用で体の熱を逃がす役割を持つジンゲロンとは異なり
季節の変わり目に起こる冷え性やアレルギー症状に効果的な成分といえるでしょう✨
一般的によく知られているのも、ショウガオールの効用かもしれませんね。
ちなみにジンゲロールがショウガオールへ最も変化しやすいのは
80℃〜90℃前後のお湯だと言われています🍵
熱いお茶や紅茶の適温は、95℃前後ですから
気持ちぬるめのお湯が、ショウガオール生成の理想温度といった感じでしょうか。
●疲れが溜まっている時は生ショウガ
●夏バテ気味の時はジンジャーエール
●寒暖差で体調を崩した時はショウガ湯
など、生姜のメリットを上手く利用して
梅雨時期の体調不良を乗り切りましょう!