こんにちは!やましなおの整骨院です😊
毎年の8月は「食品衛生月間」に制定されているように、細菌による食中毒が発生しやすいシーズン。
せっかく楽しい夏の思い出が、苦い腹痛の思い出に変わってしまうのは嫌ですよね💦
ということで今回は、"暑い夏に気を付けたい食中毒の対処法"について、わかりやすくお話したいと思います。
お家で食べる料理にも、意外と食中毒の危険性が潜んでいるので、ぜひ最後までご覧ください😌
◯料理を室温で保管しない
食中毒は、その名の通り、細菌が付着した料理を食べてしまうことで起こりますよね。
そして、食中毒を引き起こす細菌の多くは、20℃くらいの室温から活発に増殖し出すといわれています🦠
「食べ物は、高温の中に放置しなければ大丈夫!」というのは、誤った考え方なんですね。
食中毒が発生しやすい牛や豚、鶏などの生肉に関しては、気を付けて保管している方が多いと思いますが...。
カレーや麺のつけ汁、魚や野菜の煮込み料理はどうでしょうか?
実は、作り置きして室温の中で放置しがちなカレーや煮込み料理などからも食中毒は起きてしまうのです😱
カレーや煮込み料理に発生するのは、"ウエルシュ菌"と呼ばれ、私達の腸内や自然界にも広く生息している生命力の強い細菌。
なんと100℃の加熱にも、6時間くらいは耐えれるそうです(笑)
ですから、他の細菌が死んだ状態で、なおかつ酸素のない料理の中は、絶好の増殖場所というわけですね😓
カレーや煮込み料理を作り置きする場合は
- 食べる際にしっかり加熱する
- たくさん作らず、できるだけ早く食べる
- 冷蔵庫で保管し、ウエルシュ菌の増殖を抑える
ことが大切です。
特に、夏場は注意しておきましょう☀️
◯調理器具をしっかり殺菌
食中毒を防ぐためには、食材だけでなく、調理器具に細菌が付いていないかを注意する必要があります。
例えば、生肉や生魚を切った包丁やまな板で野菜を切ると、知らず知らずの間に細菌が付着🦠
お肉やお魚を十分に加熱していても、食中毒に感染してしまう恐れがあるのです。
キレイにしているキッチンでも、シンクやまな板・スポンジやふきんは、細菌が増殖しやすい場所🤔
ですから、お肉やお魚・卵などで使用した調理器具は、その都度しっかり洗浄するようにしましょう。
スポンジやふきんと一緒に、熱湯殺菌するとより効果的ですね✨
また、料理する際は手の細菌を食材に付着させないことも重要です。
こまめに手洗いを行うように心掛けましょう👏
"細菌の付着を防ぐ正しい手の洗い方"のわかりやすい動画があったので、よかったら参考にしてみて下さい。
◯食中毒を防ぐポイント
今回は、暑い夏に気を付けたい食中毒の対処法について、わかりやすくお話していきました。
- 生肉や生魚だけでなく、カレーや煮込み料理からも食中毒は起こるという点。
- 生肉や生魚を切った調理器具にも食中毒の危険性が潜んでいるという点。
夏場は、特に細心の注意を払いたいところ⚠️
20℃以上の室温で増殖しやすい細菌は、10℃以下で増殖がゆっくりになり、-15℃以下で完全に停止します。
ですから、長期保管する場合は冷凍庫🥶
翌日まで保管する場合も、冷蔵庫に入れておくように心掛けましょう。
煮込み料理で紹介したウエルシュ菌などの例外もありますが、ほとんどの細菌は加熱によって死滅します。
特にお肉を料理する時は、中心部を75℃で1分以上の加熱をすれば安心ですね🔥
おう吐や下痢など、食中毒にみられる症状は、細菌を排除しようとする身体の防御反応です。
症状が長引く場合は、市販の薬に頼ったりせず、早めに医療機関を受診するようにしましょう🏥
食品衛生月間は、食中毒に気を付けながら、夏を満喫して下さいね!