こんにちは!やましなおの整骨院です😊
長時間の外出やスポーツ時だけでなく
気温の変化や乾燥などによっても起こりうる脱水症。
そんな脱水症には、三つの種類があるということをご存知でしょうか?
今回は、三種類の脱水症における症状と予防法について
わかりやすく解説いたします。
汗で体液を失いやすい夏場は、脱水のリスクも上がりますから
しっかり対処できるよう、三種類の脱水症を一緒に学んでいきましょう✨
高張性脱水の症状と予防法
高張性(こうちょうせい)脱水は、体内の水分だけが不足する脱水症状のことです。
主な症状としては
●激しい喉の渇き
●尿量の減少
●発熱を伴う衰弱
などが挙げられますね。
高張性脱水になりやすい方の多くは
自分自身で水分補給ができないような乳幼児や高齢者です👶
高張性脱水の原因は、とにかく体内の水分不足。
高齢者や子供は
●発汗しやすい(子供)
●喉の渇きを自覚しにくい
●腎臓の機能が未熟(低下)
ですから、定期的に水分補給の時間を作ってあげることが大切です🚰
等張性脱水の症状と予防法
等張性(とうちょうせい)脱水は、下痢や嘔吐・出血などによって体液が一気に失われた時に起こる脱水症状。
主に水分とナトリウム(塩分)が、ほぼ同じ割合で体内から不足🧂
等張性脱水の症状としては
●口や皮膚の乾燥
●血圧の低下
●脱力感
などの基本的な脱水症状が挙げられます。
等張性脱水は、一時的な症状であることが多いので
など、ミネラルを含むスポーツドリンクをゆっくり時間をかけて飲むようにしましょう😌
また、風邪などの症状がないのに脱水が起きている時は、その原因(下痢や出血)を突き止める必要があります。
症状が続く場合は、かかりつけのお医者さんに相談してみましょう!
低張性脱水の症状と予防法
低張性(ていちょうせい)脱水は、たくさん汗をかいている時にお茶や水しか摂取しなかったため、ナトリウム(塩分)が不足することによって起こる脱水症状です。
長時間のスポーツや外出、外仕事をされている方に多い脱水症といえるのではないでしょうか🤔
低張性脱水の症状としては
が挙げられます。
低張性脱水は、こまめに水分補給を行なっている方でも起こるリスクがあり
脱水症状を自覚しにくいのが恐いところ😨
大量に汗をかくような状況では
水分だけでなく、ナトリウム(塩分)やカリウムを含むスポーツドリンクの摂取を心掛けましょう。
とりわけ脱水症が疑われる時は、ナトリウムの含有量が多い「経口補水液」をチョイスするのがオススメですね💡
あと、これは三種類すべての脱水症にいえることですが
症状がなかなか改善しない場合は点滴などの処置が必要ですから、迷わず医療機関を受診するようにしましょう。