こんにちは!やましなおの整骨院です😊
食事から米やパンなどの炭水化物を抜く糖質制限ダイエットがブームとなり
早9年近くが経ちました。
糖質を控えることで
脂肪がエネルギー源として燃焼されやすくなる性質が注目を集めたわけですね✨
近年では、飲み物や麺類・お菓子にも「糖質ゼロ」を謳った商品が店頭に並び
糖質制限ブームは衰えるどころか、むしろ過熱している印象を受けます。
世間のイメージでは、糖質は完全に「健康を脅かす悪役」となってしまいましたよね😈
しかし、糖質ゼロなら必ずしもダイエットが成功するというわけでもありません。
なぜなら、糖質ゼロの商品には砂糖以外の甘味料が含まれている場合があるからです🤔
そこで今回は、ダイエットに忍び寄る"甘い"罠!
「糖質ゼロ」の注意点について、わかりやすく解説いたします。
体に無理なくダイエットを続けるためにも、糖質ゼロの定義を一緒に学んでいきましょう📚
糖質ゼロでも含まれる甘味料
前述の通り、食べた時に「甘い!」と感じる商品には
糖質以外に別の甘味料が含まれています。
例えば、糖質系の甘味料には
●砂糖
●デンプン由来の糖(ブドウ糖など)
●その他の糖(オリゴ糖など)
●糖アルコール(キシリトールなど)
があり、血糖値の上昇によって中性脂肪の原因となることが指摘されています。
逆に糖質以外の甘味料には
●天然甘味料(植物の甘味成分を抽出した甘味料)
●人工甘味料(化学合成によって作られた甘味料)
の二種類が存在。
低カロリーで食後の血糖値も上昇しないというメリットがありますね。
糖質以外の甘味料は、非糖質系甘味料とも呼ばれ
ステビアやアスパルテームなど数種類が、食品への使用を認められています🍝
つまり、糖質ゼロを謳った商品でも非糖質系甘味料は含まれているわけです。
でも血糖値が上がらないならダイエットには効果的でしょ?
そーですね。でも非糖質系甘味料にはデメリットもあるんです
非糖質系甘味料は、砂糖と比べても数十〜数百倍の甘さがあり
食品へ少量入れるだけで、甘い味に仕上げることができます。
摂取カロリーは当然少なくなるし、糖質を含まないので血糖値も上昇しない。
確かにダイエットには効果が期待できるかもしれません🤔
ただし、メリットばかりではなくデメリットもあります。
では、非糖質系甘味料のデメリットとは何か?
一緒にみていきましょう!
非糖質系甘味料のデメリット
非糖質系甘味料のデメリットは、糖質が含まれないという安心感にあります。
糖質ゼロの言葉を信じ、習慣的に非糖質系甘味料を摂取すれば
脳も「甘いものでは血糖値が上がらない」という反応を示すでしょう🧠
血糖値が上がらないので、脳に本来備わっている摂食行動の制御システムも乱れ
脳はさらに甘いものを欲するわけです。
特に人工甘味料は甘みが強いので中毒性がありますね(汗)
さらに糖質を処理する機会も減るため
血糖値をコントロールする機能そのものが弱まってしまうかもしれません。
結果として、糖質をあまり摂取していないのに太りやすくなる
という悪循環を生み出す恐れもあるのです😱
気づかないうちに食べ過ぎちゃうなんて恐い...
糖質ゼロだからって油断しないようしっかり制御したいですね
また、非糖質系甘味料は体内で処理されにくい物質であり
腸内環境に影響を及ぼすという指摘もされています。
非糖質系甘味料の血糖値が上がらないというメリットは活かしつつ
脳の制御システムを正常に保てるよう、過剰摂取は控える必要がありそうですね🤔
糖質ゼロはゼロではない?
ちなみに糖質ゼロは、厳密にいうとゼロではない商品もあるので注意が必要です。
え?糖質ゼロに糖質は入ってないでしょ(笑)
実は糖質ゼロの表示基準には抜け道があるんですよね
「糖質ゼロ」を謳うことができるのは、100g(100ml)当たり0.5g未満の糖質を含む食品
と定められています。
つまり、糖質0.5g以下であれば糖質ゼロを謳っても良いわけですね😳
ちなみに「ゼロ」だけでなく「ノン」や「無」も同様です。
0.5gといえば、スティックシュガー3分の1程度の量ではありますが
ブラックコーヒーに少量の糖質が含まれていれば
一日3本飲むとスティックシュガー1本分の糖質になってしまいますよね☕️
表示基準の定義を知らずにたくさん摂取していると、糖質ゼロで中性脂肪が...
なんてことも考えれれるわけです。
ブラックコーヒーや糖質ゼロのビールを飲む時も、一日1〜2本程度がオススメ!
非糖質系甘味料のデメリットでお伝えしたように
糖質ゼロでも過剰摂取には十分気をつける必要があるのです。
ちなみにですが、糖類ゼロという表示も砂糖や他の糖類が含まれないだけで
糖アルコールなどの糖質は含まれているので要注意ですよ⚠️
糖質ゼロのデメリットや表示基準を正しく理解した上で、非糖質系甘味料を上手に取り入れていきましょう。