こんにちは!やましなおの整骨院です😊
自炊でフライパンを使ったり、パソコンやスマホを使用頻度が増えたことで
「ヒジの痛みに悩まされている」
という方も多いのではないでしょうか?
日常生活で特に痛みが現れやすいのは、ヒジの外側から上腕にかけて🤔
いわゆる「テニス肘(ひじ)」と呼ばれる症状ですね。
名前の通り、テニスプレーヤーの4割程度が経験する症状なので、テニス肘という表現になっていますが
正式名称は「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」と言います。
難しいので、正式名称なんて覚えなくても良いんですけど(笑)
原因はヒジの炎症で、気を付けないと誰にでも起こりうる症状だ!
ということは知っておいてほしいですね。
そこで今回は、テニス肘で気をつけるべき三つの日常動作をお伝えしたいと思います。
テニス肘は無理にヒジを動かしていると痛みが増す恐れもありますが
安静にしていれば、症状の改善に期待ができますよ✨
ヒジの痛みでお困りの方は、ぜひ日常動作を意識してみてしょう!
手の力だけで物を掴む動作
テニス肘で気をつけるべき日常動作の一つ目は、手の力だけで物を掴む動作です。
例えば、リンゴや玉ねぎなどの食材を取る時の上から物を掴む行動。
「調理中、無意識的にやってしまっていた!」
という方も多いのではないでしょうか?
手の力だけで上から物を掴む動きは、手首に直接負担が掛かりやすく
炎症が悪化してしまうかもしれません💦
手首の負担が、テニス肘の原因である場合も多いのです。
物を取る時は上から掴むのではなく、下からすくい上げる動作がオススメですね
もしくは、痛みのない反対の手で掴むことを意識しましょう。
片手で取るのが難しい物は、両手を使ってすくい上げるのが良いかもしれません😌
ちょっと面倒くさいですけど(笑)
ヒジの負担になるような動作は極力さけたいですね。
片腕に重心をかける動作
ヒジを痛める方の多くにみられるのが、片腕に重心をかける動作です。
長時間座って作業をしていれば、知らず知らずの間に重心が傾き
手首やヒジにも負担がかかっているかもしれません😱
病院などで「体が左(右)に傾いている」と指摘されたことがある方
毎日のように机に向かって仕事や勉強をされている方は、特に注意したいですね。
「ちりも積もれば山となる」という諺(ことわざ)がありますが
体への負担も、しっかり対処しなければ蓄積されてしまうのです🤔
数日程度の作業であれば問題ないでしょうが
毎日片腕に重心がかかっていると、手首やヒジへの負担も案外馬鹿にできません。
作業をする際は30分〜1時間くらいで休息をとり、体が片側に傾いていないかを意識しましょう☘️
重い物を持つ動作
先に述べた二つの注意点と類似している部分もありますが
やはり重い物を持つ動作には、気を付けたいですね。
重い物を持ち上げる時は、どーしても手や腕に力が入るので
手首やヒジにも負担がかかってしまうのです😓
テニス肘の症状がある間は、理由を説明して誰かに手伝ってもらうか
代わりに重い物を運んでもらえたら一番良いですね。
どーしても重い物を持たなちゃいけない場合は?
脇をしめて物を持つようにすれば負担を軽減できます
重い物を持ち上げる時に脇があいていると、腕にかかる負担はさらに大きくなります。
しかし、脇をしめることを意識すれば、胸の筋肉に負担が分散できるでしょう💪
ポイントは、ヒジから下を内側に入れて固定するようなイメージです。
脇をしめる持ち方を習慣化できれば、四十肩などの負担軽減にも繋がりますよ✨
テニス肘のほとんどの症状は、安静を心掛けることで改善に期待できますが
痛みの緩和には個人差があります。
長い時は、一年近くテニス肘の痛みが続く場合もありますから
日常動作から気を付けて、予防するように心掛けたいですね😌
テニス肘の痛みがヒドイ時は、我慢せずに医療機関を利用しましょう。
また、当院のHPでもテニス肘を簡単に改善できるストレッチを公開しているので
よかったら参考にしてみて下さいね🧘♀️