こんにちは!やましなおの整骨院です😊
今回は、8月号のヘルスケア最新ニュース5選をお届け!
毎月、健康に関する最新情報を発信しておりますので
ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
世界初!潰瘍性大腸炎の移植手術
大腸に原因不明の炎症が生じ、腹痛や血便を繰り返す難病『潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)』
そんな難病患者を対象にした"ミニ臓器(オルガノイド)"の移植手術を
世界で初めて行ったニュースが話題になっています。
ミニ臓器は、大腸の健康な粘膜の幹細胞を採取・培養したもので作られているそう🧫
今回の臨床研究で、良好な治療効果が得られるようであれば
将来的には潰瘍(かいよう)部分の修復も可能になるかもしれません。
今のところ潰瘍性大腸炎の治療は、対症療法(病気に伴う症状を和らげる)しかなく
重症化した場合、潰瘍部分の再生は困難とされています💦
ミニ臓器による新たな治療法の実用化に期待しましょう!
ストレス可視化アプリの本格投入へ
富士通出身の社長がアメリカのシリコンバレーで立ち上げた「Yume Cloud」と山形大学が開発を進める
ストレス可視化技術『マインドスケール』を本格的に市場投入するというニュース。
マインドスケールは、専用の脈波計とスマホアプリを使用し
●交感神経・副交感神経の分析
●脳の疲労度の分析
をデータ化することで、自身のストレス度合いを把握できる技術✨
希望者には、カウンセリングによるアフターケアが受けられるそう。
現在は、うつ病100万人時代と揶揄(やゆ)されるように
自覚症状のない高ストレス予備軍も非常に多いと言われています🤔
自発的なストレスチェックは、今後ますます重要になってくると思うので
さらなる事業展開に注目していきましょう。
食べ物の味と見た目が変わる装置
明治大学の研究チームにより食べ物の味と見た目が変わる装置『TTTV2』が開発され、話題となっています。
装置の仕組みとしては
1.元の飲食物(A)と目標の飲食物(B)の味の差を算出
2.(A)と(B)の差を埋める味溶液を作成
3.食べられるインクで見た目を装飾
といった流れで、目標の飲食物に近づけていくそう。
例えば、牛乳(A)を使ってアレルゲン物質を含まないカニクリームコロッケ(B)を再現することも可能なんですって😳
この技術が社会実装されたら、卵アレルギーや甲殻アレルギーの方でも卵やカニ・エビの味が楽しめるようになるでしょう。
今後は、家庭料理をプロの味付けに変化させる研究にも取り組んでいくということで
毎日の食卓にプロ級の本格料理が並ぶ日も、そう遠くない未来なのかもしれませんね😌
アルツハイマー治療薬が優先審査へ
チョコラBBなどのヘルスケア商品で知られる「エーザイ」とアメリカの医療品メーカー「バイオジェン」が共同開発する
アルツハイマー病の治療薬候補が、米食品医薬品局(FDA)から優先審査の指定を受けたというニュース。
アルツハイマー病は認知機能の低下により、日常生活に支障をきたす病気で
その原因について、未だに全てを解明されたわけではありません🤔
ただし、近年「アミロイドβ」と呼ばれるタンパク質の蓄積によって
脳の認知機能低下を引き起こす恐れがあることもわかってきました。
脳に蓄積されたアミロイドβを取り除く効果が期待できるそうです🧠
ちなみにアルツハイマーの原因物質を取り除く薬の開発は、世界で初めての試み!
仮に治療薬として承認されれば、アルツハイマー治療の選択肢はさらに広がることでしょう。
日本における認知症患者数は、約600万人と言われていますから
今後の展開にも注目したいですね✨
スマートウォッチでコロナを早期発見?
スマートウォッチを使って、新型コロナウイルスに感染したかどうかが特定できるかもしれないというニュース。
●手首の皮膚温
●心拍数
●呼吸数の変化
などの生理学的パラメーターを一定期間モニタリングし
人工知能(AI)による分析で、発症前の新型コロナウイルスを検証。
その結果、ウイルスの潜伏期・発症前・発症期・回復期のいずれにおいても
生理学的パラメーターは有意に変化することが明らかになったそうです✨
つまり、試験的にスマートウォッチを装着していたコロナ患者の大半に偶然とは思えない数値の変化がみられたわけですね。
現在は、さらに対象人数を拡大して検証を行っているそうなので
より正確なデータが揃うことに期待したいと思います💽
非常に感染力の強い新型コロナウイルスですが
スマートウォッチでの管理が普及すれば、発症前での感染症対策も可能になるかもしれませんね。