こんにちは!やましなおの整骨院です😊
病気の原因である細菌やウイルスを取り除いたり、心身に現れた症状を和らげてくれる"医療薬"。
私たちの体のサポート役として、欠かすことができない物質ですよね💊
一方、医療薬の服用やワクチン摂取の副作用で悩まされている...という方も少なくないのではないでしょうか?
たしかに医療薬の長期的な服用にはリスクも存在しますが、必ずしもすべての元凶である!とは限りません。
なぜなら、心身の体調不良にはプラセボ効果やノセボ効果と呼ばれる心理的要因が関係している場合があるからです。
そこで今回は、プラセボ効果とノセボ効果についてわかりやすく解説していきたいと思います。
病は気からは真実なのか?を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね😌
プラセボ効果とは?
プラセボ効果とは有効成分が含まれていない偽薬でも、症状の改善や副作用があらわれることを言います。
例えば、不眠症の治療で評判の良いクリニックを訪れた際
心のシコリとなっていた不安要素が解決し、最後に睡眠薬を処方されたとします。
処方された睡眠薬を指示通りに服用すると、睡眠の質がみるみる改善!
しかし、効果の高い睡眠薬はただのラムネ菓子だったのです。
いかがでしょうか?
実際の通院では、100%ありえないシチュエーションですが(笑)
新薬の臨床試験などでは、有効性や安全性の確認ために偽薬を投与するケースもあるのです。
そして、偽薬で症状が改善されることも実は少なくありません😳
つまり「薬が効く!」と思い込めば、実際に効果があらわれるわけです。
もちろん!偽薬以上に効果が確認されなければ、新薬が誕生することはありませんけどね(笑)
プラセボ効果は、とりわけ痛みの緩和や不眠・腸内環境の改善に効果を発揮すると言われており
心理的効果や私たちの体に備わっている自然治癒力が大きく関係しているものと考えて良いでしょう。
ノセボ効果とは?
ノセボ効果は医療薬や医療機関に対する不信感などが原因で、薬剤の効果が落ちてしまうことを指します。
先程ご紹介したプラセボ効果は、全く真逆の症状ですよね💦
本来であれば病気にとても効果を発揮する医療薬が、ノセボ効果のせいでほとんど効果を示さなかったなんて事例も存在するわけです。
直近でいえば、コロナワクチンを有害だと思い込むことでワクチンの効果が発揮されなかったり
逆に副反応が起きてしまうという臨床試験の結果も報告されていましたね🤔
ちなみにコロナワクチンの臨床試験では、なんとプラセボ(食塩水)を摂取した方の約40%にも副反応が出たことがわかっています。
ノセボ効果だけでなく
本来、大きなメリットとなるはずのプラセボ効果でも副作用の危険性はあるのです。
兎にも角にも、病気の治療方法に対して恐怖だけを煽るような情報には注意が必要ですね😌
まとめ
ということで今回は、プラセボ効果とノセボ効果について解説していきました。
医療薬の効用や副作用には、心理的効果や自然治癒力の影響が少なからず関係していましたね🌿
「病は気から」という古来の言い伝えは、あながち間違いではない!
ということがお分かり頂けたのではないでしょうか。
実際にプラセボ効果は、薬の過剰摂取を抑える上で非常に重要な機能です。
ただし、前述したように医療薬に対する不信感が効果を限定させてしまったり
逆に副作用を起こしてしまう危険性も伴っています😓
プラセボ効果を上手に活用していくには「この薬はよく効く!」と信じて、医療薬を服用することが大切でしょう。
そのためにも、薬やワクチンに対するマイナスイメージの払拭。
または、自分にとって必要か不必要かの選別が必要です。
なにより、信頼できる医療機関を見つけることが薬と上手に付き合っていくベストな方法なのかもしれません✨