YTOな"こころ"のブログ

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毎週17時更新!やましなおの整骨院の雑記ブログです('ω')

【立木山安養寺】災難・厄除けのお寺でちょっと遅めの新年祈願

 立木山アイキャッチ

こんにちは!やましなおの整骨院です😊

 

今回は密をさけて、ちょっと遅めの新年祈願✨「立木山安養寺(たちきさんあんようじ)」を参拝した時の様子をご紹介。

本堂に鎮座(ちんざ)する立木観音菩薩(かんのんぼさつ)は、災難除け・厄除けのご利益があるということで、広く信仰を集めています👏

 

◯なぜ、厄除けのご利益があるの?

立木観音本堂

なぜ立木山は、災難・厄除けのお寺と言われているのでしょうか?そこには、平安時代初期の僧侶"弘法大師(こうぼうだいし)"の物語が深く関係しています🧐

【立木観音寺伝】

真言宗(しんごんしゅう)の開祖として知られる弘法大師(空海)は、修行中に訪れた当地の山で、光を放つ霊木を発見します。

ところが、瀬田川(せたがわ)の流れが速すぎるため、対岸へ渡れずに困っていると白い雄鹿が現れました。

白鹿は、大師を背に乗せて瀬田川を跳び渡り、霊木の前まで導くとたちまち観音菩薩へ姿を変え、消え去ったという。

この時、弘法大師は42歳の厄年であったことから「自分の災厄のみならず未来永劫、人々の厄難疫病を救い給え」と心願を込めて、霊木に観音菩薩像を彫刻し、安養寺が建てられたそうです。

以上の寺伝から立木山は、老若男女問わず、災難除け・厄除けのお寺として信仰を集めているわけですね😌

瀬田川

ちなみに、立木山を流れる瀬田川は本当に流れが速いので、対岸から渡るとなると難しいだろうなぁと思ってました(笑)

瀬田川は、琵琶湖八景にも選定されるくらい美しい川ですが、立木山の物語を知っていると、より参拝が楽しくなりますよね😁

 

◯立木山の境内紹介

鐘楼

本堂を参拝して、左手にある階段を少し登ったところには、鐘楼(しょうろう)が設けられています。

この梵鐘(ぼんしょう)は、"厄除けの鐘"と呼ばれており、ひと撞(つ)き鳴らすと厄除けのご利益があるそうですよ🍀

今年はコロナ対策で、残念ながら鐘を鳴らすことはできませんが💦しっかり合掌して感謝の気持ちを伝えてきました。

奥の院

厄除けの鐘から更に階段を進むと、立木山を守護する「奥之院(おくのいん)」が建てられています。

奥之院に祀られているのは、室町時代前期に実在した僧侶である"道了権現大菩薩(どうりょうごんげん)"

道了権現は、修験道(しゅげんどう)の奥義を極めた天狗の化身で、500人相当の怪力を持っていたそう👺

小さい寺院ですが、緑に包まれた気持ちの良いスポットなので、本堂をお参りした際は、ぜひ一緒に参拝したいですね🍀

境内

奥之院を参拝し終えるとお茶所があり、おさがりの温かいお茶を頂けるのですが、今年はコロナで閉鎖😰

こぶ茶とゆず湯がとても美味しくて、結構楽しみにしていたので、これが一番辛かったかもしれません(笑)

最後に受付でお財布用のお守りを頂きました。また来年お返しに訪れますが、その時は温かいお茶でゆっくり休憩できると良いなぁ🥺

 

◯コロナ禍での注意点

立木山入口

  1. 咳や発熱の症状がある場合は参拝をしない
  2. 境内ではマスクの着用、消毒を行う
  3. 参拝時は飲み物を持参する
  4. 2月まで御朱印・掛け軸の受付停止
  5. 他所のお札、お守りはお納めできない

以上の点に注意を払いながら、思いやりの心をもって、気持ち良く参拝できるようにしましょう😌

入口階段

本堂のある境内までは、約800段の急な石段を登っていかなければなりませんから、3.の飲み物持参は必須ですね😅

今年はお茶の提供を閉鎖されていますし、立木山には自動販売機もありませんので、、、

もう一つ気を付けてほしいのが、マスクを着用したまま石段を登ること。マスクを着用したまま運動すると、息が苦しくなり、めまいや頭痛などの症状を引き起こす恐れがあります😱

飲み物をこまめに摂取。前の人との間隔を2m以上確保し、人とすれ違う時以外は、マスクを外して登るようにすると良いかもしれません✨

 

ちなみに、新年祈願は「1月中に絶対行かなければならない」ということはありません(笑)2月でも3月でも、参拝に訪れることに意味があります。

コロナが落ち着いたら、ぜひ立木山を参詣(さんけい)されてはいかがでしょうか🌈

住所:〒520-0865

滋賀県大津市石山南郷町奥山1231

拝観時間:9:00〜16:00

駐車場:有(無料)

【近くにある厄除け神社】