こんにちは!やましなおの整骨院です😊
早いもので、3月も中旬ですね!
小中高・大学の合格発表や職場の研修なども一区切りついて、新生活への期待に胸を膨らませている方も多いのではないでしょうか?
しかし、期待をすればするほど「うまくやれなかったらどうしよう...」という不安な気持ちが、こみ上げてきますよね😓
時には、不安に押しつぶされそうになってしまう時もあるかもしれません。
そこで今回は、仏教の総合大学と言われる『比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)』から学ぶ🤓
自分自身との向き合い方についてお話いたします。
新しい生活を楽しむ参考になれば、幸いです🍀
◯仏教の総合大学『延暦寺』とは?
滋賀県と京都府にまたがる比叡山を境内とする『延暦寺』は、天台宗の開祖"最澄(さいちょう)"が建てた寺院。
寺院といっても、比叡山の山上から東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)など150の堂塔があり、その総称を延暦寺といいます😳
観光客が、よく参拝している東塔を全て回ると、大体2時間くらい👣
そこから西塔に行くには、車で15分くらいかかりますから、境内がいかに広いのかを想像できると思います。
最盛期には、3,000を超える寺社があったそうで、延暦寺はかなりの影響力を持っていた寺院なのですね🤔
そもそも延暦寺は、仏教の4つの教えを基に、様々なことが学べる"四宗兼学(ししゅうけんがく)"の場として知られていました。
浄土真宗の開祖"親鸞(しんらん)"や日蓮宗の開祖"日蓮(にちれん)"など、数多くの名僧も比叡山で修行したため、仏教の総合大学ともいわれています🎓
ですから境内には、阿弥陀(あみだ)如来や大日如来・大黒天・弁財天など、色んな仏様が鎮座しているわけですね。
ちなみに延暦寺は、現在も日々厳しい修行が行われている日本仏教の聖地🧘♂️
7年間に渡って地球一周分を巡礼する"千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)"が有名ですよね。
◯自分の道を貫き続けた最澄
仏教の総合大学として、多くの名僧を輩出した最澄ですが、その道は決して平たんなものではなかったようです。
最澄が説く思考は「すべての人は菩薩であり、誰でも悟りを開くことができる」というもので、旧仏教とは全く考え方が違いました🤔
そこで最澄は、延暦寺を旧仏教から完全に独立した修行僧の養成場にしようと考えるのです。
ですが、天台宗が開宗された806年は、まだ東大寺を中心とする奈良仏教の信仰が強かった時代🙏
最澄の思想は、なかなか認められなかったようです。
結局、延暦寺で独自に修行僧を養成できるようになったのは、最澄の死後7日目のことでした。
その間も奈良の旧仏教からは、激しい反発を受けていたそうです😨
しかし、最澄の「全ての人を救いたい!」という熱い想いは、最後まで消えることはありませんでした。
世のため人のため.
自分の道を貫き続けた最澄の想いは、"不滅の法灯"として1,200年間消えることなく、今も輝き続けているのです🔥
◯自分自身と向き合う
仏教といえば、教祖様の教えが絶対で、ルールがたくさん決められている感じの少し閉鎖的なイメージを受けるかもしれません。
しかし、最澄の説いた思想は「すべての人は菩薩であり、誰でも悟りを開くことができる」というものでしたよね🤔
つまり、"生きることは、自分の心を知ること"なのです。
新生活で感じる期待や不安は、自分自身で道を切り開いている証拠✨
不安な気持ちから目を逸らさずに、自分の心を知ることが大切なのです。
自分自身と向き合うことが、期待を高めるキッカケになるかもしれませんよ🌈
住所:〒520-0116
営業時間:8:30〜16:30
拝観料:大人1,000円 中高生600円 小学生300円
定休日:無休
駐車場:有(奥比叡ドライブウェイ通行料別途)
【延暦寺の守護神を祀る神社】