こんにちは!やましなおの整骨院です😊
食事や運動と共に私たちの健康維持に欠かせない要素である睡眠💤
とりわけ仕事や勉強おいては、睡眠の質がパフォーマンスを左右するといっても過言ではありませんよね。
しかし、日本人の約90%以上は睡眠に対して何かしらの不安を抱えており
5人に1人は、不眠症の予備軍であるとも言われています。
逆に睡眠時間が長かれば長い程パフォーマンスが向上するか?といえば、決してそんなことはありません。
では、"睡眠の質"を高めるためには何を重視すれば良いのでしょうか?
今回は睡眠の質向上の鍵を握っている『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』について、わかりやすく解説いたします。
なかなか疲れがとれない
いくら寝てもスッキリしない
ぜひ一緒に睡眠サイクルを学んでいきましょう!
レム睡眠とは?
レム睡眠は一般的に「体の眠り」と言われ、体そのものは休んでいるのに脳が活動状態にある睡眠のことです。
体は寝ていますが脳は起きているので眠りは浅く、体の中でも眼球だけは急速で動くため「急速眼球運動睡眠(Rapid Eye Movement Sleep)」とも呼ばれています👀
睡眠時間のうち20%〜25%はレム睡眠状態
脳の強い活動の反動として夢を見ることもあるでしょう。
ちなみに
・起床時に夢の内容を覚えている
・金縛りにあった
などの体験は、レム睡眠中に覚醒しているケースがほとんどです。
睡眠中に脳が起きる意味ってあるの?
レム睡眠中の脳内では、必要な情報と不必要な情報の整理が行われています🧠
脳の発達や精神的安定を保つためにも、レム睡眠は重要な活動なんですね。
ノンレム睡眠とは?
ノンレム睡眠は一般的に「脳の眠り」と言われ、体は軽い緊張状態にあるけど脳が深い眠りについている睡眠のことです。
いわゆるぐっすり眠っている状態のため、多少の物音では目覚めません😴
また、夢を見ていたとしても内容はほとんど覚えていないでしょう。
睡眠中の75〜80%はノンレム睡眠で、ステージ1からステージ4の段階を経て深い眠りについていきます。
とりわけステージ4の深い睡眠では、大脳が停止状態にあるため
強制的に起こされても、すぐさま活動を開始することはできません❎
ノンレム睡眠のメリットは?
ノンレム睡眠最大のメリットは、睡眠中に脳から分泌される「成長ホルモン」です。
成長ホルモンといえば、子供の身長や筋肉を成長させるホルモン!というイメージがあるのではないでしょうか?
しかし、成長ホルモンは一生にわたって私たちの脳内から分泌され続けています。
免疫機能の促進や認知機能の向上など、代謝調整に関するサポート役として一生懸命働いてくれているのです。
また、ノンレム睡眠の目的は脳の休息であり
自律神経のバランスを整え、日常生活のストレスを軽減するためにも重要な睡眠なんですね🌿
睡眠の質向上の鍵
どちらも脳の精神的安定や自律神経を整える上で、非常に大切な役割を担っていましたね。
そして、睡眠の質を向上させるためには睡眠サイクルを意識することが重要なのです。
なぜ、睡眠の質向上の鍵は睡眠サイクルが握っているのでしょうか?
まず、前述で睡眠全体の20〜25%はレム睡眠
75〜80%はノンレム睡眠であるということをお伝えしました💤
一般的にはレム睡眠が10分〜30分
ノンレム睡眠は60分〜80分の周期で入れ替わる計算になります。
そして
1.ノンレム睡眠が段階を経て深い眠りにつく
2.レム睡眠(浅い睡眠)が訪れる
というサイクルを4〜5回繰り返し、脳と体の疲れを解消しているのです。
理想の睡眠時間が7時間〜8時間と言われているのも、多くの方の睡眠サイクルは90分前後で変動するため。
つまり「360(90✕4)〜450分(90✕5)」のレム睡眠(浅い睡眠)が終わるタイミングで起床すれば、快適な目覚めを得ることができるというわけです🌅
ただし、レム睡眠とノンレム睡眠が入れ替わる周期には個人差がありますから
6時間〜8時間前後の間で、自分がスッキリ目覚められる起床時間を模索してみましょう。
生活習慣での問題点
ということで今回は、睡眠の質向上の鍵となるレム睡眠とノンレム睡眠
そして、睡眠サイクルの重要性についてお話していきました。
しかし「6〜8時間寝ているのに全く疲れがとれない!」という方もいらっしゃると思います。
就寝・起床時間を調整しているにも関わらず、脳と体の疲労感が解消されなければ
もしかすると、生活習慣そのものに問題があるのかもしれません🤔
例えば、アルコールを摂取すればノンレム睡眠の増加とレム睡眠の減少
逆に強いストレスを感じている時はレム睡眠が増加し、ノンレム睡眠が減少します。
つまり、睡眠時間が長くても睡眠サイクルが上手く切り替わっていなければ睡眠の質は改善しないということです😓
ぜひ、生活習慣を見直して、良質な睡眠を手に入れましょう!