こんにちは!やましなおの整骨院です😊
「ととのう」が2021年の流行語大賞にノミネートされ
SNSや動画サイトを通じて、再びブームとなっているサウナ。
体に溜まった毒素の排出や疲労回復、ストレス解消などなど
健康効果に期待ができるという点も、サウナブームを加速させたのかもしれません🤔
しかし、密室や高温の室内が苦手という方は、サウナの恩恵をあまり感じることができませんよね?
そこで今回は、自宅で簡単に整う
「冷水シャワー」で得られる三つのメリットについて、お話したいと思います。
一昔前まで体に良くないイメージだった冷水シャワーですが
近年では、多くのメリットがある!として
世界中のセレブやアスリートが習慣化しているそうですよ🚿
「サウナは苦手だけど、体を整えたい!」という方は、冷水シャワーのメリットを一緒にみていきましょう。
筋肉痛の緩和
冷水シャワーで得られるメリット一つ目は、筋肉痛の緩和に効果が期待できるということです。
そもそも筋肉痛というのは、普段使わないような筋肉の繊維(せんい)に傷がつき
その傷をリカバリーしようとする身体の炎症反応なんですよね。
筋肉痛が炎症である以上、患部も熱感を持っていたり
ヒドイ時には、腫れを伴う痛みが発生するかもしれません😱
患部をしっかり冷やしてあげることで、筋肉や血管が収縮し
炎症の元である原因物質も減少すると考えられています。
腕をよく使う野球のピッチャーが登板後にアイシングを行っているのも
炎症を抑えるのが目的ですよね。
逆に患部が熱感を持っているのに、熱いお風呂に入ってしまうのは
日に油を注いでいるようなものです🔥
筋肉の痛みは温めると良いって聞いたことあるけど?
慢性の痛みは温める、急性の痛みは冷やすのが効果的ですよ
筋肉痛は急性の炎症ですから、長風呂は極力避けるようにして
冷水シャワーを試してみると良いかもしれませんね。
疲労を回復する
冷水シャワーで得られるメリット二つ目は、疲労を回復してくれるということです。
冷水シャワーの血管や筋肉収縮作用は、血流を促進させるので
疲労回復にも効果が期待できるでしょう✨
そもそも疲労は、筋肉を動かすために必要な糖やカルシウムが一時的に不足し
筋収縮が上手く機能しなくなることで蓄積すると考えられています。
いわゆる乳酸が溜まるってやつですね
筋収縮が上手く機能しないと、当然血液を運ぶ力も弱まるので
原因不明の体調不良や冷え性などを引き起こしてしまうかもしれません🥶
そこでオススメなのが、温かいお風呂に浸かってから冷水シャワーを浴びる「温冷交代浴」という方法です。
前述の通り、冷水を浴びると血管や筋肉は収縮。
逆に温かいお風呂に浸かれば、血管と筋肉は拡張します😌
血管や筋肉の拡張と収縮を交互に繰り返すことで、乳酸の蓄積を防ぎ
疲労だけでなく、血流の改善にも繋がるでしょう。
ストレスを解消できる
ちなみに「温冷交代浴」を上手く活用すれば、身体だけでなく心の不安も解消できるかもしれません。
冷水は交感神経・温水は副交感神経が優位になるので
自律神経のバランスが整い、ストレスの解消に繋がるからです🌿
そもそもストレスとは、心身的要因や社会的要因が複雑に絡み合い生じる緊張状態のこと。
ストレス状態が長く続くと自律神経のバランスが崩れて
不眠やうつ病・原因不明の体調不良など様々な弊害(へいがい)をもたらす恐れがあります🤔
そこでオススメなのが「温冷交代浴」ですね
自律神経には、心身を活発にする交感神経と
心身を休ませる副交感神経が上手く切り替わることでバランスをとっています。
しかし、生活リズムの変化や何かしら理由で心に不安を抱えていると
交感神経と副交感神経は、上手く切り替わらなくなってしまうかもしれません😓
とりわけストレスは交感神経が優位になる傾向がありますね
温冷交代浴を利用してお風呂に浸かれば、血管が広がるので副交感神経が高まり
冷水シャワーを浴びることで、血管が収縮するので交感神経が高まります。
結果として、自律神経のバランスが整い
ストレスホルモンの分泌を抑制できるというわけですね✨
冷水シャワーの注意点
今回は「冷水シャワー」で得られる三つのメリットをお話していきました。
最後に冷水を浴びる際の注意点を三つだけ!
1.心臓から浴びない
2.長時間浴びない
3.最初はぬるめから
ですね。
1.心臓から浴びない
心臓は、体の中で最も冷水の負担を受けやすい所です。
特に温冷交代浴では、温度差が大きくなるので
心臓から遠い足などで冷水に慣らして、最後に浴びるようにしましょう。
2.長時間浴びない
冷水シャワーは、長時間試みたからといって効果が上がるわけではありません。
無理のない範囲で、長く続けることが大切ですからね✨
最初は正直30秒〜1分程度冷水を浴びるだけでも十分!
体への負担が大きくなるので、長くても5分以上は浴びないようにしましょう。
ちなみに温冷交代浴を行う場合は
(1)お風呂に3〜5分入浴
(2)冷水シャワーを1〜2分浴びる
以上を3セットほど繰り返します。
温冷交代浴も体に負担を感じたら、セット数を減らすなどして
無理のない範囲で取り組みましょう😌
3.最初はぬるめから
冷水シャワーに慣れるまでは、温度設定はぬるめがオススメ!
お風呂の温度が40℃であれば、最初は30℃前後のぬるま湯でオッケーです🙆♂️
10℃〜15℃の温度差でも筋肉や交感神経を刺激するには十分ですから
自分に合った適温で、冷水シャワーの恩恵を最大限に活かしましょう。