YTOな"こころ"のブログ

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毎週17時更新!やましなおの整骨院の雑記ブログです('ω')

【健康の鍵は睡眠】ショートスリーパーを目指すことが危険な理由

ショートスリーパーアイキャッチ

こんにちは!やましなおの整骨院です😊

 

皆様、ショートスリーパーという言葉をご存知でしょうか?

ショートスリーパーは、一般的には睡眠時間が6時間未満の短眠者のことを指します😴

つまり「短時間の睡眠が習慣化しても全く問題なく、健康を維持できる!」

という人は、ショートスリーパーにあたるわけですね。

 

近年はネット環境さえ整っていれば、映画や動画鑑賞・読書・ゲームなどなど、やりたいことはいつでもできます。

仕事終わりに趣味を楽しもうと思ったら、どーしても時間が足りなくなっちゃいますよね💦

趣味のために睡眠時間を削っているという方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

 

また、世界的に成功している著名人はショートスリーパー

と取り沙汰されることもあるので、ショートスリーパーへ憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか?

マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツなんかは、ショートスリーパーで有名ですよね💻

 

ただし、平均睡眠時間 6時間以上の方が、いきなりショートスリーパーを目指すのは非常に危険といえるでしょう。

健康の鍵は、睡眠にあるからです🔑

 

そこで今回は、ショートスリーパーを目指すことが危険な理由を3つご紹介したいと思います。

毎日を健康に過ごすためにも睡眠は非常に重要ですから、ぜひ最後までご覧ください😌

 

 

レム睡眠が不足してしまう

ねむ睡眠

ショートスリーパーを目指すことが危険な理由の1つ目は、レム睡眠が不足してしまうということ。

実は睡眠中には、レム睡眠(脳が起きている浅い睡眠)ノンレム睡眠(脳が眠っている深い睡眠)が交互に訪れています😴

 

そして、その周期は大体90分ごとに繰り返されますから、6時間以上寝た場合なら4回〜5回は睡眠リズムが切り替わっている計算になりますね。

 

ちなみに夢をみたり、金縛りにあったりするのは、身体が寝ていて脳が起きているレム睡眠の状態の時ですね。

 

「それならレム睡眠いらないわ(笑)」

と思うかもしれませんが、快適な目覚めを得るためには睡眠リズムが非常に重要なのです。

 

しかし、ショートスリーパーの方はレム睡眠の時間が極端に短く、ノンレム睡眠の時間が長くなる傾向にあるそう😳

もちろん、昔からショートスリーパーである場合は、その周期が身体にとってベスト(もしくはきちんと交互に周期が訪れている)ということでしょう。

 

ただ、ショートスリーパーでない方が意図的に短時間睡眠を取り入れた場合は、少し話が違ってきます。

ノンレム睡眠(深い睡眠)が長いので、はじめは疲れが取れて調子が良いように感じるかもしれません🤔

 

しかし、体調不良は生活習慣がもたらします。

身体の中では疲労が蓄積されており、ふとした瞬間に思わぬ病気を引き起こすリスクも考えられるのです😱

 

病気になるリスクの上昇

病気になるリスク

ショートスリーパーを目指すことが危険な理由2つ目は、心臓病などのリスクを上昇させるということ。

前述でも述べたように、無理に短時間睡眠を続けることは思わぬ病気を引き起こすリスクが考えられるのです💦

 

例えば、欧米で睡眠時間を調査した研究では、レム睡眠(脳が起きている浅い睡眠)が少ない人は寿命が短くなるというデータがありました。

これは恐らく睡眠時間の短縮により、体内の機能が休まる時間も短くなることが原因と考えられるでしょう🤔

その影響から血液の循環が滞りやすくなり、将来的には心臓病や動脈硬化のリスクを高めてしまうのです。

 

また「お腹が空いた」という感覚は、グレリンという胃から分泌する食欲ホルモンが関係しているといわれていますが...

睡眠不足によっても、グレリンは分泌されやすくなるという研究結果もあります。

 

夜ふかししていると、無性にカップラーメンが食べたくなるのはグレリンの影響なのかもしれませんね(笑)

 

グレリンには脂肪を蓄積する生理作用があり、メタボリックシンドロームの要因となりえます。

さらに、長期的には糖尿病などの引き起こす恐れも考えられますから、病気のリスクを軽減するためにも睡眠は重要といえるでしょう🛏

 

生産性が低下する

生産性の低下

ショートスリーパーを目指すことが危険な理由3つ目は、生産性が低下してしまうということです。

やはり、レム睡眠とノンレム睡眠のリズムが上手く切り替わらないとなれば、脳への影響も避けられません🧠

 

起きた瞬間は、何となくスッキリした気分だったとしても、時間の経過と共に脳の処理能力は低下します。

脳のパフォーマンスが低下すれば、当然ですが作業効率や生産性も低下してしまうでしょう⤵️

 

実際に睡眠時間が短いグループと適度に睡眠をとったグループでは、睡眠時間が短いほどミスが多くなるという研究結果もあります。

なにより厄介なのは、もともとショートスリーパーでない人が短時間睡眠を続けた場合、脳は睡眠不足を感じにくくなる(麻痺してしまう)ということ💦

 

睡眠不足は、いわば電池が50%のスマホを毎日使用しているようなものです。

充電した直後は問題なく使えますが、時間が経過するにつれて、パフォーマンスも低下していくでしょう📱

そして、限界がくるといきなりシャットダウンしてしまうのです。

 

まとめ

まとめ

ということで今回は、ショートスリーパーを目指すことが危険な理由について、わかりやすく解説していきました。

ショートスリーパーを目指すと危険な理由については

  • レム睡眠が不足してしまうこと
  • 病気になるリスクが上がること
  • 生産性が低下してしまうこと

を挙げされて頂きました。

 

時間を作るために睡眠時間を削っていても、本業の生産性が下がってしまえば本末転倒ですよね。

しっかり睡眠を確保したほうが作業効率はアップするし、趣味の時間も作りやすいのではないでしょうか✨

 

もちろん「仕事の都合で睡眠時間がとれない...今が頑張り時だ!」

という日もありますから、眠れる時にしっかり身体を労ってあげたいですね。

 

ちなみにショートスリーパーは、6時間未満の睡眠を取り入れて訓練したとしても、自然に身に付くものではありません。

なぜなら、ショートスリーパーとして生活している人のほとんどは、遺伝子の変異が大きく関係しているからです🧬

つまり、睡眠時間が短くても生まれつき大丈夫な体質の人がショートスリーパーというわけですね。

 

ショートスリーパーを一生涯続けても身体を壊さないという方は、100人に1人の確率で生まれた特有な遺伝子を持つ人だといえるでしょう。

「今は短い睡眠時間で全然大丈夫!」と思っていても、歳を重ねると身体の異常をきたす恐れもあるから要注意ですよ⚠️

 

ショートスリーパーの著名人に憧れる気持ちはわかりますが、彼らは短時間睡眠が珍しいからピックアップされているだけですよね(笑)

 

多くの著名人は、自分の睡眠時間をしっかり管理して生活をされているはずですから。

結局、無理してショートスリーパーを目指すメリットはないという結論です😌

 

昔から睡眠時間が短くても健康という方は、真のショートスリーパーなのでしょう。

そういった方は、もちろん無理に睡眠時間を改善する必要はありません🌿

自分の力を最大限に活かせる理想の睡眠時間を把握し、生活に取り入れることが大切ですよね。