こんにちは!やましなおの整骨院です😊
さて突然ですが、貴船神社(きふねじんじゃ)といえば、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
川の上に座敷を作って自然音や料理を堪能できる"川床(かわどこ)"や紅葉🍁つまり春〜秋の光景をイメージされた方が多いかと思います。
しかし、貴船神社はこれから冬にかけても、素晴らしい自然を楽しむことのできるパワースポットなんですよ✨
今回はそんな、左京区鞍馬にある「貴船神社」の魅力をわかりやすく解説いたします。
神社参拝の参考になると思うので、ぜひ最後までご覧ください😌
【目次】
日本最高位の龍神を祀る本殿
貴船神社の本殿に祀られているのは、国産み神話で有名なイザナギの御子神(みこがみ)である"高龗神(タカオカミ)"
"高"は"高い山"を示しており、"龗"は古語で"龍"を意味する。つまり、山に降る雨を司る龍神がタカオカミということですね✨
貴船神社のタカオカミの分霊(ぶんれい)は、全国に約2,500社もあるそう😳まさに、"日本最高位の龍神"さんというわけです。
本殿の境内にある"カツラのご神木"は、樹齢400年・高さは約30メートルもあり、迫力満点でした。
天に向かって、四方八方に力強く伸びる様は、まさしく"昇り龍"のようにも見えますよね🐉
タカオカミは、水の供給を司る神様であり、運気隆昌(うんきりゅうしょう)のご利益でも知られています。
貴船神社の本殿を参拝して、自然の恵みに感謝しつつ、運気を高めてみてはいかがでしょうか👏
よく当たると話題の水占いおみくじ
本殿の社務所横では、よく当たると話題の"水占(みずうら)みくじ"を体験することができます。
一般的な神社のおみくじだと、みくじ筒から出た番号を巫女さんに告げるって感じですよね😁
貴船神社のおみくじは、神水に白い紙を浮かべると、吉凶がわかるという面白い仕組み。さすが水の神様って感じです(笑)
神水に映った風景も幻想的でキレイですね🍁外国の方も自国の言語でおみくじを楽しむことができるように、QRコードが付いているそうです。
これは、素晴らしい試みだと思いました✨
ちなみに、日常生活におみくじが普及したのは鎌倉時代に入ってからで、元々は"神の意志を問う祭具"として重要視されていたそうです。
時代によっては、皇位継承や次期将軍を決める際にも、おみくじを使っていたそうですよ😅たまったもんじゃないですよね(笑)
とはいえ、"神の意志を問う"という点において、貴船神社のおみくじは従来の文化に近い方式なのかもしれません🤔
サウンドトリップ体験ができるスポット
本殿境内(画面右側の建物)の"龍船閣(りゅうせんかく)"は、山々の景色や貴船川の瀬音が楽しめる人気スポット。
この場所に、ヘッドホンがポツンと置いてあって「なんで(笑)」って思っていたのですが、どうやら"サウンドトリップ体験"ができるそう🎧
しかも、楽曲を提供しているのが水曜日のカンパネラの"コムアイ"さんということで、とてもビックリしました(笑)
水曜日のカンパネラといえば、『桃太郎』のブッとんだ歌詞のイメージしかなくて(笑)勉強不足で申し訳ないのですが、、、
コムアイさん自身は、古典音楽がお好きなんですね🤔
貴船神社でしか聞けないオリジナルサウンドということなので、次回参拝時には絶対視聴させてもらおうと思いました🎵
悲しい運命を背負った縁結びの神様
本殿の境内を抜けて、貴船川の道沿いを少し上流へ進んだところにあるのが、カップルに人気のパワースポット「結社(ゆいのやしろ)」
ご祭神の"磐長姫命(イワナガヒメ)"は、文字通り"岩を司る神様"
当社では「縁結びの神として良縁を授けん」と言って当地に鎮まったことから、縁結びの神様として信仰を集めているそう。
しかし、この神様には以下のようなちょっと怖くて悲しい物語が残されており、実は縁切りの神様としても有名だったりするわけです😅
山の神の長女として産まれたイワナガヒメは、岩のように長い寿命を持つが、醜女(しこめ)であった
一方、妹のコノハナサクヤヒメは桜のように美しい絶世の美女。アマテラス の命により、九州に降り立った天孫ニギギは一瞬で恋に落ち、二人は夫婦の誓いを立てます
山の神は、ニギギの子孫繁栄を願い、コノハナサクヤヒメと一緒にイワナガヒメを嫁ぎに行かせました
しかし、ニギギは醜いイワナガヒメを追い払い、コノハナサクヤヒメだけを妻にしてしまいます
すると、ニギギの子孫である天皇は、花のように儚い命に、、、神の子であるにも関わらず、短命となってしまいましたとさ。つまり、 3人で幸せに暮らしていれば、ニギギの子孫は"花のような美しさと岩のように長い命"を手に入れることができたわけですね💦
以上が、神の子が人と変わらない寿命になってしまった始まりであり、イワナガヒメのちょっと怖くて悲しい物語です。
なにより一番怖いのは、コノハナサクヤヒメがヒドイ仕打ちを受けた姉について、一切言及していないということですね、、、
結社の境内には、平成8年に奉納された"天の磐船(あまのいわふね)"があり、イワナガヒメは、この船に乗って当地に降り立ったとされています。
もしかしたら、山の神とイワナガヒメは、貴船山に移り住んでから良縁を結ぶ神様になったのかもしれません🤔
ヒドイ仕打ちを受けたのに、人の幸せを願うなんてすごいなぁ、、、結社を訪れたら、良縁をお願いするだけでなく、感謝の気持ちもしっかり伝えましょうね👏
「貴船」の始まりとなった神社
結社からさらに上流へ昇ったところにあるのが、"闇龗神(クラオカミ)"を祀った「奥宮(おくみや)」
クラオカミは、谷から流れる川を司る龍神で、おそらく貴船川の守り神として信仰されてきた神様でしょう🐉
なぜか、クラオカミには"闇(やみ)"という字が使われていますよね?それは、川が水害によって人々を苦しめる一面を持っているからです。
しかし、水がなければ人は生活できません。美しい水によって豊かな生活を送れていることを忘れずにいたいですね😌
奥宮は"貴船神社の始まりの場所"として知られており、境内に入った瞬間から他とは違うヒヤッとした空気が流れていました。
社伝では、下鴨神社のご祭神である"玉依姫命(タマヨリヒメ)"が、黄色い船に乗って当地に水神を祀ったことが始まり✨
そのことが「貴船」の名前の由来になったと言われています。
さらに、龍のごとく気が立ち昇るところということで、貴船は古くから"気生根(きふね)"とも表記されていました。
つまり、貴船神社とは"気が生ずる根源の地"としても、広く信仰を集めてきた神社なんですね🍀
これから真冬になり雪が降ると、本殿に続く階段はライトアップされ、幻想的な光景を楽しめるパワースポット☃️
不思議な力と自然のありがたみを痛感できる貴重な神社です⛩ぜひ年末にかけて、一度足を運んでみてはいかがでしょうか😌
住所:〒601-1112
拝観時間:6:00~20:00
駐車場:有り
※停車できる台数はかなり少ない(下流の駐車場は有料ですが、そちらの方が停車できる可能性はあります)
【玉依姫を祀った神社】