【知っておきたい姿勢の知識】猫背の種類と改善法を簡単解説
こんにちは!やましなおの整骨院です😊
背中が丸まって頭部が前方に出でしまい、猫のような姿勢に見えることから
「猫背」という名称で知られる『上位交差症候群』
猫背は見た目が悪いだけでなく
●肩こりや腰痛・頭痛
●自律神経の乱れ
●内臓の働きの低下
など、身体にも様々な影響を及ぼす恐れがあります。
そこで今回は猫背の種類と改善法について、わかりやすく解説!
猫背には四種類のタイプがあるので、どのような点に注意しなければならないのかを一緒に学んでいきましょう。
首猫背
『首猫背』は、背筋は真っ直ぐなのに首から頭の部分が前方へ突き出た状態のことを指します。
いわゆる「スマホ首」として有名な症状ですね。
首猫背の原因のほとんどはPCやスマホなど、デジタルデバイスの多用が考えられます。
とりわけ現代人は仕事でPCが欠かせなかったり、仕事以外でもスマホを使用時間が多くなっていますから
ここ数年で急激に増加している現代病の一つといえるでしょう💻
首猫背の症状としては
●首や肩の痛みや張り
●頭痛やめまい
●腕のしびれ
などが挙げられます。
長期間、首周りが圧迫されて血流が悪くなると
前述したように内蔵にも影響が出る恐れもあるため、注意が必要でしょう🤔
背中猫背
『背中猫背』は、その名の通り肩甲骨から背中にかけて前方に大きく曲がってしまう猫背のことです。
冒頭でお伝えした「猫背」も一般的には背中猫背を指す場合が多いですね🐈
本来、人間の背骨は外部の衝撃を吸収するためにゆるやかなS字カーブを描いています。
一見、真っ直ぐにみえる背骨は少し曲がっているのが正常なのです😳
しかし、背中猫背になるとS字カーブの部分が大きく曲がってしまい、身体に負担をかけてしまうわけですね。
背中猫背の主な自覚症状には
が挙げられます。
最近では、首猫背と同じくデスクワークやスマホ・ゲームなどの長時間利用が
要因となっている危険性もあるので気をつけましょう💦
腰猫背
腰猫背は、腰が極端に丸まってしまう猫背のことです。
仰向けに寝た状態で腰に手が入るほどの空間があれば、腰猫背になっている危険性が考えられます。
腰猫背の症状としては
が挙げられるでしょう。
デスクワークで長時間座っていることが多い方や
立ち仕事で前かがみの姿勢が多い方は、腰が丸まって腰猫背になりやすいため注意が必要です⚠️
また、座っている時に背もたれに寄りかかったり、足を組むクセがあれば意識して直すようにしましょう。
反り腰猫背
反り腰猫背は、腰が前に反ってしまう猫背のことです。
骨盤が前傾すると、下腹がポッコリ出た状態になるので「お腹猫背」とも呼ばれていますね☝️
反り腰猫背の症状としては
●腰の痛みや張り
●骨盤のゆがみ
●血行不良
などが挙げられるでしょう。
反り腰猫背は腰回りやお腹・太ももの筋肉が弱まり、身体の重心を支えきれないことが大きな要因となります🤔
また、ヒールを履く女性の方はつま先に体重がかかりやすく
身体が前へいかないようにと、無意識的に腰が反った状態になりやすいため注意が必要です。
猫背の改善法
では、四種類の猫背にはどのように対処していけば良いのでしょうか?
猫背の改善法には
●定期的なストレッチ
●前傾姿勢のクセを直す
●筋肉を鍛える
以上の三つが挙げられます。
PCやスマホを操作している時は、特に前傾姿勢になりやすいので
首や頭がいつの間にか前傾になっていないか?を常に意識したいですね☝️
猫背の自覚症状がある方は、PCやスマホの使用時間を極力減らしていくのも重要かもしれません。
また、デジタルデバイスの操作中は定期的にストレッチをして
首や背中・腰に負担がかからないように心掛けたいですね🌿
ストレッチで筋肉をほぐせたら、筋トレにもチャレンジしてみましょう!
特に腰や大腿(だいたい)・背中や腹筋など、身体を支える部位を鍛えれば猫背の改善に効果的ですよ。
ちなみに猫背は、枕の高さが原因となっている場合も考えられます。
本来、理想的なのは仰向けで寝た時の首の深さから2cm程度足した少し高めの枕です🛌
枕を変えれば、睡眠不足の解消にも繋がる可能性がありますから
この機会に自分の身体に合ったベストなモノを探してみるのも良いかもしれませんね。